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ゼロからのおとなの語学学習。詳細編1

わたしは10年ちょっと前、40代後半からイタリア語をゼロからはじめた。3年ほど前にイタリア語検定1級に合格し、CILS(Certificazione di Italiano come Linuga Straniera)はC1を取得している。

わたしがどうやってイタリア語を勉強したのかを具体的に書こうと思う。

なんでもそうだろうが、新しいことをはじめるためには(特に独学で)、その人がどれだけそれに時間を割くことができるか、というのも大きなカギになると思うので、わたしの状況を説明しておくと、生活環境としては、月から金までは朝10時から(9時出勤)19時半まで、土曜は朝10時から(9時出勤)13時までフルタイムで勤務。土曜はたまに休み。日祝日は休み。しかし、休日には以前はドッグアジリティーに通っていたり、今はフラを習っていたり、または友人と遊びにもでかける。

机にかじりついて勉強するタイプではないので、あくまですきま時間に勉強した/している。すきま時間、というのはわたしの場合は通勤途中、朝洗面所の前でメイクなどをしている間、部屋にいて暇な時間、仕事中に手があいた時間、ベッドで寝る前、などの時間で、合計一日30分から90分くらいである。1日15分ほどの日はあるが、平均すると勉強していた初期のころは一日60分ほどで、今は30分くらいかな、と思う。でも継続はしている。(イタリア語から離れた半年ほどを除く)


https://rosettastone.co.jp/

そうだ、イタリア語を勉強しよう!と思った時は2011年ごろだったので、オンラインでのツールは充実していなかった。なので、まず手始めに、パソコンでロゼッタストーンをはじめた。
当時はスマホアプリはなかった(たぶん)ので、PC版。これはたしか月々5000円くらい支払うものだった、と記憶している。とりあえずこれを半年くらいしてみた。悪くはない。画面をみながら出てくる絵と単語を組み合わせたり、簡単な会話文が音声つきで出てきたり、単語を並べ替えて文をつくったり、とゲーム感覚でできる。
今ネットで調べてみると、ロゼッタストーン、現在でも存在するが、これに関しては実はわたし、よくない思い出がある。というのがロゼッタストーンを電話で解約したものの、知らない間にその後も半年ほど自動引き落としされつづけてクレームいれたことがあるのだ。
今もネットでロゼッタストーンのHPを見てみたが、システムがわかりにくい・・・おそらくまず5000円ほどでイタリア語のコンテンツを購入してそれ以上金額発生しないものと、月々4000円ほどで他のサービスが使用できるものがある様子。また、オンラインの会話などもあるようであるが、ちょっと情報とりにくい。だからあまりおススメはしない。ある程度お金を払うコンテンツに関してはサポートがしっかりしているところが良いと思う。
アンドロイドのGoogle Playストアにもロゼッタストーンがあり、これはアプリをダウンロードしてソースネクストにアカウントを作り、イタリア語であれば「初中級」というコンテンツを購入せねば使えない。ちなみにイタリア語には「上級」はなく、現在(2024年1月15日時点)で標準価格5400円がセールで4980円である。
この場合は初期に発生するその金額で済むようなので、手始めに5000円ほど投資してみるのも悪くはないかも、と思う。

Google Playのアプリでは、わたしはDuoligoを使った。これはある程度のレベルになるとあまり必要ないと思うが、習う言語に慣れるという意味では価値あり、と思う。レベルやボキャブラリーなどによってアプリ内でロックされてるものもあり、ここを見るには課金必要である。わたしはスマホアプリに課金はしない主義のため、あくまで無料範囲でやってみた。
スマホアプリはすきま時間に勉強するのに有用である。
わたしは英語⇔イタリア語の設定でこのアプリを使った。もし英語がある程度できる方はそうすることをお勧めする。理由としては、英語と似た単語がイタリア語にもあるのでその気づきができること、それから、日本語翻訳のほうが体感としてエラーが多いからである。

このように、初期にわたしが利用したのはロゼッタストーンとDuolingoである。
今はYoutubeなどにも無料でみれるコンテンツはたくさんある。
まずは耳を慣らすことだ。イタリアンポップスも良い曲たくさんある。映画もしかり。または意味はとれるはずもないが、Youtubeの24時間のニュース番組などをテレビで流しっぱなしにするなどもよい。
アナウンサーやレポーターの女性のメイクやファッションが日本と全く違ってて面白い(笑)。
https://www.youtube.com/live/HVB_Wx5T16g?si=Ui6kmtKQzkjg23kG

または、イタリアのQVCなどは、テレビショッピングチャンネル。これも流しっぱなしで見てみるのもイタリアと日本の好みの差が分かって面白いかも。ちなみにQVCはわたしがイタリア語を始めた当時にまだ数少なかったイタリア語のチャンネルItaly Made Easyというところで先生のManuさんがお勧めしてたので見てみた。italymadeeasy.com

今日はイタリア語学習初期にわたしがしてみたことについて書いたが次回は実際に今でも使えるし、役立つであろう、本屋で買える本について書こうと思う。


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