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イタリア・チンクエテッレ2日目

チンクエテッレの真ん中に位置するCorniglia 。
天気予報では滞在期間中ずっと雷と雨の予報で完全に終わったと行く前からあまり期待をしてませんでした。
初日は雷は鳴ってはいたものの夜まで晴れ。
二日目の早朝は雨と雷が大地を湿らせ気温を下げてくれたので、9:30頃から登山して隣町の Manarola(マナローラ)を目指しました。が、本当は全く反対方向のVernazza(フェルナッツァ)を目指してたのに、すでにコルニリアを出る時点で全く違う登山の入口から入っていたので目指す場所を変えたという(笑)
まぁ、あるあるですよね〜きっと。

なんて軽く考えていたらとんでもなく大変でした😭

フェンスのない石畳みを登ります

オランダはひたすら平らな国。
そこに馴染んでしまったダルダルな身体はこんな急坂はすぐに堪えます。

でもなんとか眺めが良くなってきて元気が出てきた!

坂って平坦な地とは全然違う筋肉を使うんですね。日本の実家が山の上なので日本にいたときは自然と帰宅がシェイプアップになっていたんだなと遠い目…坂ってきついけど身体の調子が良くなる気がします(笑)

とかなんとかグチグチ言いったり、笑ったり、写真撮って、休憩してる老夫婦(!)を抜かし抜かされながら登り続けて2時間程。
ようやくそれらが報われる瞬間がやってきました!

手前線路の先に見えるのが滞在しているコルニリア

いや〜バチクソ綺麗!!
汗だくでリュックもびしゃびしゃになるくらい頑張って良かった😭
うちら二人共足を少し故障させているため、万が一を考え足を守るためジーンズで登山🤣
足を滑らせたりして怪我をしたり、草とか虫とか刺されたりとか色々考えて唯一の長ズボンだったとはいえ、他の登山者は誰一人そんな暑苦しいものを着ている人はおらず、むしろパン一でほぼ裸状態で汗だくになって登ってた。
ジーンズ出登るなんてむしろ尊敬するよ、とかめっちゃ笑われたし😂👍
まぁ、お陰様で蚊には喰われず済みましたが。

登山途中の通過地点である村に咲いていた可愛い花

山々囲まれているため湧き水が豊富で道路脇で水を補給することができます。これは本当にありがたく、水にお金を全く使いませんでした。

通過地点の村

こういう所って郵便とかどうするんだろう…
大きめの街ですら断崖絶壁の山の上にあり、郵便屋さんムキムキじゃないか説が浮上(笑)

マナローラの街を見下ろす
こんな碧い海を見たのは沖縄以来。
四時間後マナローラに到着

暑いのと汗だくなのと足は痛いしお腹空いたしトイレ行きたいのとで思考は停止。
下山したら追い越し追い抜きした老夫婦とも再開したので挨拶を交わし、とりあえず冷却するためアイス屋に吸い込まれるように入りマンゴーとバニラアイスを食す。
コーンの部分がお皿みたいになっていて、内側にはチョココーティングがされていて、とても美味しかったし溶け出すことがなく食べやすかった!疲れすぎて写真を撮ってないのが残念。
とりあえずカフェで休憩を取り、どう戻るかプランを立て、物凄い観光客の数をかき分けてマナローラを船で出港。

お土産屋さんもちょっと見たけど、かなり短時間滞在でまたあとで戻ればいいよねとか言ったが、結局そういうのって戻らないのよね(笑)あのとき買っておけば良かったものとかもう少し色々見れば良かったなーと少し後悔。
でも船で向かった次の地点も素敵な所でした。

Vernazzaヴェルナッツァ
コルニリアの隣町
どこの街へ行っても皆泳いでる

この街はマナローラよりも小さめだが、列車と船と、マナローラと同じアクセスがあるため観光客はコルニリアよりも多い。至るところに観光客が滞在し、街としての現地人のコミュニティや接点が無くなってしまったり、設ける人は設けるがそうでない人との差が生まれて実際社会問題となっていた。
観光業というのは街を潤すようで実際は個人差が生まれて見えない差別や緊張状態が生まれるのが現実であることを知った。
コルニリアでも一見仲が良さそうでも観光客には見えない現地人の複雑な関係があるようだ。

コルニリア駅から街へ続く階段を登って見下ろす景色
奥に見える断崖絶壁の街がマナローラ

ヴェルナッツァから一駅戻ってコルニリアへ。経った5分程も乗っていない区間に€5も出させる鉄道…ちょっと高すぎだよね。ということで皆歩いたりしてるわけだが、もう今日は十分歩いたでこれくらいは良しでしょう!
…と安心も束の間。コルニリア駅に着いてからシャトルバスという手もあるが、それもまたお金がかかるので歩くことに。
200段以上登り詰めて見える景色が上の写真です。今日ほど汗と格闘した日は無い。

頑張って登ったご褒美の夕焼け
ご褒美のペストとトマトソースのパスタ
左は貝の器に入ったパルメザンチーズ
クリームブリュレ

すんごい疲れたけど、美味しいご飯と不思議な爽快感が身体を癒やしてくれる気がしました!
夜はまた爆睡だー








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