不動産投資VS株投資
「投資」というと、ほとんどの人は、株投資を思い浮かべるかと思います。
私も株投資もしていますが、最終的には、不動産の方に資産を積み上げています。
今回は、不動産投資と株投資を比べてみました。
最後まで読んでいただけると、うれしいです。
投資としての類似点
不動産と株は、投資対象としていくつかの類似点があります。
・不動産も株も、リスクとリターンのトレードオフがあります
・どちらも、多くお金を稼ぐか、多くのお金を失うかの両方の可能性があります
・不動産も株も、収入を生み出すことができます
不動産は、毎月の賃貸収入 (キャッシュフロー)、または売却時の増加価値 (キャピタルゲイン)。株は、定期的に払われる配当金 (キャッシュフロー)、株を買った時よりも高い値段で売った場合の売却益 (キャピタルゲイン)。
では、不動産投資、株投資のそれぞれの特徴を見ていきましょう。
不動産投資の特徴
不動産投資の有利な点・不利な点です。
不動産投資の有利な点
⭕️ 不労収入・キャシュフローが期待できる
⭕️ 効果的な節税ができる
⭕️ インフレーションに対してのヘッジとして優秀
⭕️ レバレッジできる
賃貸物件に投資し、うまく運用すれば (利益をコントロールできる)、毎月キャッシュフローが生まれます。
不動産投資は、物理的に存在しているものへの投資なので、知らないうちに詐欺に会うリスクは比較的低いと思います。もちろん、購入する前に、実際の建物を調査したり、テナントのバックグラウンドチェックを実行するなど、やるべきことは結構ありますが、その分自分の投資を守ことも可能です。
不動産では、レバレッジ(負債・投資を購入するためにお金を借りるとができる)の使用も可能です。
不動産投資は、これまでもインフレーション (ドルや円の購買力の損失) に対してのヘッジとして用いられてきました。
不動産投資の不利な点
❌ 株式投資に比べて、やることが多い
❌ 参入時の投資金額が高く、いったん参入すると投資金を現金化しにくい
❌ 取引きコストが高い
❌ 物件のアプリシエーション (価格上昇) は、保証されていない
物件のメンテナンスが必要になり、実際に何か起きた時、すぐに対応しないといけません。
例えば、夜中にトイレが壊れた、などはよく聞くはなしです。
メンテナンスコストに加え、空室があると、そこにかかる支払い (税金、維持費、など) もコストになります。
購入の際には、リアルターに支払う料金、クロージングコスト、インスペクション、修繕費など、株投資に比べて、いろんなコストがかかります。
株投資の特徴
では次に、株投資についてみてみましょう。
株投資の有利な点
⭕️ 現金化しやすい
⭕️ リスク分散しやすい
⭕️ 取引きコストが低い
⭕️ 税制優遇退職金口座への追加が簡単
株投資を始める時、莫大な資金は必要としません。
不動産と違い、株は流動的なので、売買が容易にできます。
また、多くの銘柄から選択できるため、異なる産業に投資したり、国内外に投資したり、と多様なポートフォリオを構築することができます。
株を買うと言うことは、その会社の一部を所有すると言うことですが、自分自身が利益を出すために一生懸命働くのではなく、会社が良い結果を出せば、その利益がもらえます。
株投資の不利な点
❌ 不動産よりも変動が激しい
❌ 株式の売却への大きな税金がかかる
❌ 株価の横ばいが長く続く可能性がある
❌ (短期間の激しい変動がある場合に) 感情的に投資してしまう可能性
株価は、変動する可能性がとても高いです。
その価格は市場の変動の影響をとても受けやすい、と言う特徴を持っています。
例えば、その国の経済、何らかの政治的問題、パンデミック、金融政策、規制、金利の変動などの影響も受けます。これらは、コントロールできないリスクです。
また、投資家自身の感情的な行動が、リスクになる場合もあります。
違いはまだまだあると思いますが、双方の特徴をみて、自分にあう投資スタイルを見つけることが大切です。
自分に合う投資
どちらがより良い投資なのかは、自分がどれだけリスクを受け入れられるか、投資の目標は何か、によって変わってきます。
投資基準、いくら投資でき、いくらのリターンで運用したいのか、投資のタイムライン、許容できるリスクも考えながら、どの投資が自分に合っているのかを考えましょう。
いかがでしたか?
投資をやっていない人は、小さな額でもいいので、やってみることをオススメします。もちろん、リスクをきちんと考えて始めてください。
また、株投資をやっている方は、不動産、コモディティ、仮想通貨など、他のアセットクラスへの挑戦も良いと思います。もちろん、自分の目標や投資スタイルとの相性の良し悪しはあると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また、遊びに来てくださいね!
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