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ずとまよ東京遠征旅

12月17日、部屋の床から水が湧き出ました。
ぬかるんだ地面を踏んだ時に「ぐちゅ」って水が染み出るような具合に。

湧き出た水はしばらくすれば自然と引いていくし、水が漏れるのは冷蔵庫の前の床だけで本当に局所的な問題です。別に生活に支障が出るレベルでは無かったのですが、もし下の階の部屋に漏れてたら僕のせいになるだろうしそれは困るなと思い管理会社に電話しました。

すぐに業者のお兄ちゃんたちが駆け付けて原因を探してくれましたが、どうやら水の漏れ所が分からないそうです。とりあえず床をがっつり掘って水道管とかを確認する大掛かりな工事になるそうで、管理会社の人からは「別部屋での一時避難」か「別部屋への引っ越し」の二択を提示されました。

僕はこの部屋をひじょーに気に入っているし、早ければ7~10日で終わると言われたので「別部屋での一時避難」を選びました。すぐに用意された避難先は元の部屋より明らかに良い部屋でした。

住み始めてからもう1週間が経ちますが「もうこっちにこのまま住み続けたい」というのが正直な感想です。にしてもいつになったら工事は終わるんでしょうか。


1週間ほど前、友達と東京に行ってきました。ずとまよのツアーを観るためです。京都駅から夜行バスに乗り、翌日の朝5時半に東京駅に到着です。これまでも何度か夜行バスで東京には来ましたが、ここまで早い到着は初めてです。とにかく寒かった。

いくら東京と言えどこんな早朝に開いている店もほとんど無いので、とりあえずぶらぶら歩いて上野を目指すことにしました。いつの日かTwitterで出会ってからずっと行きたかった上野の「喫茶王城」に入り、パンケーキと紅茶で優雅に朝食を取りました。店内はひじょーにゆったりとした空間でしたね。


店を出て向かったのは上野の森美術館です。ちょうど今モネ展をやってるんですよね。印象派が描く淡い絵が好きなので前から興味があったやつです。東京での展示が終わった後すぐに大阪でも開催されるんですが、なんとなく待てませんでした。

留学中も色んな美術館でモネの作品は見ましたが、連作はおそらく今回が初めてでした。たまに自分でも風景画を描きますが、物体の影の描き方というか捉え方というのは本当に難しいです。まじでぜーんぜん分かりません。どこから光が当たっているかをここまで意識して描けるなんてすごいな~とかぼんやり思いながら歩いてたら一瞬で見終わりました。ほんと2時間があっという間に溶けました。

途中の説明で「最大の理解者であった妻を失った事は、モネに非常に大きな影響を与えた」とあったのでその年を境に分かりやすい作風の変化があるのかなとも思ったんですが、僕にはあまり違いが感じられませんでした。ただ、目が悪くなってからの絵のタッチは明らかにそれまでと変わっていたので、晩年は生活にもいろいろと支障があっただろうな~とか思いました。

美術館から出るとちょうど11時すぎでした。少し早いけどもう昼飯にしようとなったので、Googleマップで軽く悩んだ末に「麺屋武蔵」というラーメン屋に行きました。でかくてとろとろのチャーシューがとにかく美味かったです。

食べてる途中にモネ展のお土産を買い忘れた事を思い出したので、もう一度美術館に戻ってポストカードを2つ買いました。このモネ展、人気というのは聞いていたんですが僕たちは比較的スムーズに鑑賞できました。ただ、昼すぎに戻ってみるとチケット売り場もお土産コーナーもすごい行列になっていたので朝一で観に行ってほんとに正解でした。


実は、ここからライブまでの記憶があまりありません。気付いたらライブ会場でした。何してたんでしょうかね全く。

今年のサマソニで初めてACAねさんの生の歌声を聴いてとても感動したんですが、今回は正直心配してました。この1週間ほど前に京都公演が行われる予定だったんですが、ACAねさんが熱を出して延期になったからです。病み上がりやしいつもの高音はしんどいやろな~とか勝手に心配してたんですが、やっぱプロってすごいですね。最初から最後までむちゃくちゃ綺麗な声でした。

それから、観客が楽しめるような仕掛けが2時間の中にたくさん散りばめられていました。「秒針を噛む」の流れとかすごく楽しかったです。普段のSNSとかフェスでの姿が僕の中のACAねさん像だったので、曲の合間でたくさん話している姿は印象的でした。やっぱりアーティストにとって単独のライブというのは他のライブより安心感があるというか居心地が特別に良いんだろうなと思います。

体感ですが、7割ぐらいのファンがしゃもじ(グッズ)を持ってライブ中に叩いていました。なんなら開演直前までスタッフがビールの売り子みたいに「しゃもじいりませんか~」て言いながら会場を歩いてました。ライブが全部終わって正直しゃもじ欲しいなと感じたので次回は買おうと思います。



その後は、新宿のテルマー湯へと向かいました。東京に来た時は宿やホテルには泊まらずにここで夜を過ごすというのが最近のマイブームです。行きの夜行バスであまり寝れなかったのと1日中歩き回ったという事もあってか、この日はぐっすりと寝れました。

朝9時くらいに出る準備をしているとホストっぽい人たちが3人でやって来ました。風呂に入るよりもトイレに行くよりも先にメイクを落としてました。「○○さんメイク落とし貸してくれませんか~」て言ってました。これが歌舞伎町か~と感じたのをすごく覚えています。

チェックアウトを済ませてすぐに靴箱の鍵が無い事に気付きました。自分が使った全てのエリアをもう一度見て回り、カバンの中も探し回ったんですがどこにもありませんでした。ただでさえ金欠なのにまじで勘弁してくれと思いながらフロントで鍵を無くしたと伝えると、「本当にありませんか?再発行料として6000円いただく事になるんですが、、」と言われて泡吹きました。

こんな事で6000円払うなんてあほくさすぎるというか絶対失くしてるはずがない、の一心で改めて鞄を漁りまくったりなんやかんやしていると、抱えていた上着のポケットをまだ調べていない事を思い出しました。案の定、左のポケットにありました。急いでフロントに向かい見つかったと伝えると、店員さんも笑顔で「いやほんと良かったです」と言ってくれました。今後も利用させてもらいます。


2日目はほぼ予定が無かったです。

まずは、西部渋谷店に行きました。羊文学のスタンプラリーが開催されていたからです。限定ステッカーが欲しかったんですよね。

建物の外には10mくらいのどでかいポスターが吊らされてあり、館内のBGMも全て羊文学でした。5階には特設ブースがあり、360°全方位に配置された最新スピーカーからライブの音源を浴びられる部屋やライブ中の写真の展示なんかもあって、とにかく「羊文学一色」でした。幸せでしたね~。

あと、今のところ僕が世界で1番好きな公園a.k.a代々木公園にも寄りました。何をするでもなくただひたすらベンチに座って1時間くらいぼけーっとしてました。やっぱり旅行は予定ぎちぎちよりもこんくらい無計画な方が僕には合ってます。もしいつの日か東京に住むとしたらこの最高最強くそでか公園の近くに住みたいですね。



今回改めて感じましたが、旅行というのは2日くらいがちょうどいいですね。東京に限らず全ての観光地に言えることかもしれません。

そういえば帰りのバス乗り場に向かう途中で手袋を無くした事に気付きました。いつの間にか外していたみたいで、どこまで付けていたかの記憶が全くありませんでした。朝の鍵の件もそうですが物の管理能力がひどすぎるなあ、と反省しながらコンビニに入って被っていたニット帽を取ると、頭からひとまとまりになった手袋が落ちてきました。やっぱそう簡単に物って失くならないんですよ。


2023年のnoteは前回の記事で書き納めかな~とか思ってたんですが、なんか今日は1日中暇やったんでごろごろしながら書く気になりました。大晦日感は無い気もしますが、こんな年末が僕の理想です。

今年は本当に長かったです。特に留学の影響ですね。

1年の半分をスペイン、もう半分を日本で過ごすという初めての経験もしました。留学が3カ月くらい経ったあたりから早く帰りたいとずっと思っていましたし、日本に着いて最初に食べた大起水産の寿司の感動と言ったらもうすごかったです。ただ、行って良かったなと心から思っています。

ワーホリという形を選んだおかげで自分の将来に対して色々と考えられるようになりました。お金をもらうという事、仕事をするという事、などなど。留学先では全く違う価値観を色々と知れましたし、自分の一生のお手本にしたいと思えるような尊敬できる大人というか生き方の人とも出会えました。


それと先日、1番行きたい会社から内定がもらえたので就活はもう終わりにしようと思います。思いますて書いたのは、正直、正~直に言うと「ほんまにもうやめていいんか自分」とも感じてるからです。

最終面接が決まった後にキャリサポでこの相談をして、あれこれ考えた末に気持ちは固まったはずなんですが、やっぱり就活を止めるというのはどこか不安です。でもまあ、その会社に不安があるんじゃなくて世間体みたいなしょうもない自分の不安があるだけな気がしてるので多分大丈夫やと思ってます。

そういえば最終面接の会話を日記に全て書き起こしてみました。

6月くらいに参加したとあるインターンで就活用の日記を人事の方に勧められて以来、何かしら就活をやった日はそこにメモを書き残すようにしてたんですが、白紙がまだ半分くらい残っていたんですよね。ほんでこれどうしようかなとか思っていたら思いつきました。だらだらやってたので今朝やっと書き終わったし見開き5ページ以上の超大作になりましたが、よくここまで覚えていたなと自分でも驚くぐらい正確に会話を書き起こせました。

こういうのって後から見返すとほんと楽しいんですよね。スキー部の時も日記を書いてましたし、今noteを続けている理由も同じです。文字に起こす事で考えが整理されるというのもありますが、忘れた頃に読み直すのが何よりの醍醐味です。この就活日記は社会人になった頃に読み返したいのでしばらく放置しようと思います。


そんなわけで就活を乗り越えられたので、残りの学生期間はたくさん勉強したいです。今やりたいのはスペイン語、英語、中国語、歴史の勉強、そしてお金の勉強です。順番に説明します。

スペイン語はやっと楽しさが分かりました。今は英語よりスペイン語の方が自信を持って話せます。聞き取りは両方うんちです。過去の記事を読み返す度に思い出しますが、留学行くまでの3年半はスペイン語になんの愛情も持ってなかったのでこの変化は個人的には本当にすごい事です。

資格の必要性については色々考えましたが、やっぱりDele B2合格というのは達成したいです。いつかまたスペインに行った時にカレー屋の頃の同僚たちや上司に会ってすらすら話したいですからね。

あんなに毎日一緒にいたのに、僕がスペイン語に自信が無くてそれを理由にあまり話しかけようとしなかった事がいつまでも後悔として残っています。もっと彼らを理解しようとすれば良かったな~と。まんまフリーレンですよねこれ。

英語に関しては、やっぱりこの先の長い人生でついて回るなと感じてます。もちろん今でも発音かっこええ~てのをモチベに勉強はちょびちょびしてますが、ビジネスレベルなんて遠く及びません。そのくせ、僕はやっぱり英語を仕事で使えるようになりたいです。なんでまあやるっきゃないな~という感じですね。

中国語は、自分が入社予定の会社の主な海外市場が中国だからですね。今んとこまるで興味はありませんが、言語の勉強は基本的に面白いと感じるのでとりあえず年明けに図書館で参考書でも借りようかなと思ってます。

歴史は、卒論で坂本龍馬の事を書こうかな~と思っているからです。もともと幕末あたりが好きなんですが、日本史選択でも無ければ歴史小説なんかを読み漁ってるわけでもないのでぼんやりとした知識しかありません。僕にあるのは、昔読んだ『竜馬がゆく』で幕末というか坂本龍馬に感じたわくわくだけです。あの作品はフィクションと史実が織り交ざってるので、どっちみち一から調べる必要があるなとは感じてます。

坂本龍馬は、異国の文化に魅了され日本の未来を憂い色んな事をしました、多分。なので「彼がどんな日本を夢見ていたのか、今の日本を見てどう感じるだろうか」というのが僕の卒論のテーマです。とりあえず『竜馬がゆく』を読み直したりU-NEXTで『龍馬伝』を観たりして少しずつ龍馬君の事を知っていけたらな〜と。

お金は、留学中にお世話になったガイドの方が投資とか税金の話をたくさんしてくれたからですね。日本でも最近「NISA」という単語があちこちで言われていますが、僕も来年口座開設してみようかなとか思ってます。

外食大好き人間ですし貯金は10万円を下回り続けている大学生活ですがお金の大切さは年々身に染みてるつもりですし、僕は性格的に高給激務という人生を送りたくありません。じゃあ僕みたいな人間はどうすれば貯金ができるのか、なるべく損をせずに生きられるか、みたいな事を残りの学生の間に出来る限り勉強したいです。



まあ何はともあれ、僕は進級しなければいけません。そして、これが一番難しいんですよね。今年もこの時期がやって来たなと胃が痛む思いです。1年も2年も命からがら進級できた「余裕」のない学力なので、今回は「余裕」をもってテスト勉強に取り掛かろうと思います。まじで。

あと、今年1番嬉しかったのは女優の山田杏奈さんを知れた事です。可愛すぎる。年末のオールナイトニッポンも待機しますしゴールデンカムイの映画も観に行こうかなと思ってます。

それではよいお年を。







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