奥豊後温泉文化伝　め組茶屋　ソーダの湯

ここは「ソーダの湯」と称しているので、炭酸泉かな？と最初思って訪問してみました。
まわりには田畑以外は何もなく、突然温泉施設が見えてきます。
行ったのは平日の昼下がり。あいにくの雨で、人気はまったくありませんでした。駐車場のところに、温泉の自動販売機があり、おそらく普段は買いに来る人が多いんだと思いますが、今日はひっそりとしています。
温泉に行きますが、誰も人がおらず、ひっそりとしています。
横の売店で受付をするように貼り紙があり、近くの売店にて料金を払いました。ちなみに売店にもだれもお客はいませんでした…。

受付

「め組」と言えば火消しですが
（暴れん坊将軍に出てきますよね。最近は再放送しなくなりましたよね…）そののれんをくぐって中に入ります。
中はがらんとしていて、完全貸切です。
脱衣場は棚だけかので、きちんと貴重品ロッカーが完備されています。

内湯

内湯と露天があります。
内湯と言っても、半開放式で、実質露天のようなものです。デカイ浴槽を独り占め。なんてぜいたくなんでしょうか…。
ソーダの湯というくらいなので、炭酸系かと想像していましたが、この注がれる湯の温度だと、さすがにシュワシュワ感はありません。
加温しないと入れないので仕方ないですね。
元は汲むことができる水だと思いますので、かなり低いんだろうと思います。源泉の温度が低ければ泡つきも楽しめそう…。
成分表を調べてみればよかった。析出物の感じからすると、かなりの実力を持ってそうです。浴槽のふちは何度も削った跡が残っており、管理の大変さが伺えます。

ガリガリ削ってます。大変そう

床はまっ茶色

露天の開放感は抜群…。ですが相変わらずの雨模様。
雨にぬれながらお風呂にそんなに長時間入れるもんじゃありませんので、短時間で切り上げました。外の景色はまさに農村地帯。今度は天気のいい日に、のんびりと入りに来たいと思いました。

露天風呂

外は農村地帯です

後から調べたら、温泉と飲泉用のものは、源泉が異なるようです。
でも、このあたりの温泉はかなりエネルギーを使います。1日にいくつも入る温泉ではないですね。
ぜひ、天気の良い日に、ポリタンクを持って再訪したいです。

■め組茶屋
住所：竹田市久住町有丘4510‐2
電話：0974‐64‐7900
営業時間：8:00～16:00　定休日　第3木曜日
入浴料：大人400円、子ども100円
泉質：温泉　炭酸水素塩泉
　　　飲泉　二酸化炭素冷鉱泉