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九州温泉道 川内高城温泉共同湯

鹿児島の川内(せんだい)市にある高城(たき)温泉です。
国道3号線をひたすら川内方面に南下し、「ここから入るのか?本当に?」という細い道をひたすら山に向かって登っていきます。
ものすごく小さな温泉街ですが、川に沿うように小さな旅館が何軒かありました。ここが川内高城温泉のようです。
西郷隆盛が好んで入った温泉があるとのことで、興味津々です。どんな温泉かなぁ…?

こんな雰囲気

完全に昭和(いや、もっと前かも)にタイムスリップです。
どこかに迷い込んだのではないか…。と思うくらい昔のままの雰囲気です。
温泉地ですが人気はなく、小さな酒屋、焼き鳥屋さん、やっているかどうか謎の旅館などがある真ん中あたりに共同湯がありました。

温泉の前はこの道路幅です。車は止められず、少し先に空き地のような場所がありましたので、そこに止めさせてもらいました。

最強すぎる外観

「さつま五代」の看板といい、この木造の感じ、看板。
もう、何も言うことなし。この外観最強。
お昼前からやっているようです。訪問したのは16時くらいだったかなぁ。お客さんどころか、番台にも誰もおらず。料金箱がありましたので、お金を入れて入らせてもらいました。

廊下

昔の共同泉ですね…。別府で多数経験がありますが、それと比べてもトップレベルの鄙び具合です。ストロング別府スタイル。

男湯内部

このタイルの感じ(修理したタイルが柄が違うのもいい)静かな感じ。
物音1つせず、湯が注がれている音だけが響いています。
いい。

湯口
脱衣場の感じ

こういうところの温泉は、ほぼ間違いなく「熱い」んです。湯を入れている方が熱いはずですので、手前から攻めますが、やっぱり熱い!!
これ半端ないです。気合を入れて入ります。

かすかな玉子臭。お湯は透明。硫黄泉ですが、非常にすっきりしています。湯は非常に好みですが、なにせ熱い。じっくり浸かりたいのですが、休み休み入ります。
奥のシャワーを使えば加水できそうですが、こういう共同泉は地元ルールがあることが多いので、郷に入っては郷に従え。休み休み湯を味わいました。

熱かったですが、ものすごく湯上りはさっぱりします。あったまり具合は半端ないので、少し外を歩いて散歩することにしました。
早速にゃんこ発見。ただ慣れていなく、この後すぐに逃げられました(涙)

温泉地あるある。にゃんこ
温泉地あるある2。地元の酒屋

この日は近くの紫尾温泉を宿にとっていたので、日帰りの駆け足での入浴でしたが、ここはぜひじっくり宿泊してみたい温泉です。
もう少し遅くに行ったら、地元の人も入っていたと思うので、少し夜におじゃまして、ネィティブ鹿児島弁を体験してみたいものです。
また来よう。

住所 薩摩川内市湯田町6763
電話番号 0996-28-0884(湯田地区コミュニティ協議会)
営業時間 11:00 ~ 19:00 無休
料金 大人 200円 こども 100円 (2021.10現在)
泉質 硫黄泉


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