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九州・別府八湯温泉道 亀川温泉 四の湯温泉

ここはなかなか、入るチャンスがなかった温泉です。
公園の片隅に、さりげなく温泉があります。別府って、本当にどこにでも温泉があるんですよ。

はじめて訪問した日はなんと定休日の日(笑)
毎月5のつく日が休みです。このパターンはあまり経験がありません。
典型的な銭湯スタイルの営業で、午前の営業には間に合わず。午後だと他の温泉に行っていることが多くて、なかなか時間が合わず…。
しかも場所も車でなかなか行けないところでもあったので、結構温泉道を始めてからも、入れずに残っていた温泉の1つでした。
今は駐車場も整備され、非常に訪れやすくなりました。
※通りに出て、道路はさんで向かいの「右田斎場」さん隣に駐車場があります。

タイトル画像はいつぞや正月に行った時のものです。門松バージョンは珍しいので貼っておきます(笑)

常にここには番台さんがいます。
九州温泉道にも登録されているので、よそから来る人が多いんでしょう
慣れているもんです。
「どこから来たの?」
「洗面器持ってる?」必ずこれは聞かれます。
ここではスタンプは上がった後に押すことになります。私は洗面器を常に持ち歩いているので、持っていると言うと、おどろかれます。

長崎から来たというと、いつも、
「温泉長崎にもいっぱいあるじゃないの。わざわざ別府に来なくても」
と言われます(笑)
別府に比べると、長崎なんてたいしたことないです。
別府の人にとっては、「温泉」ではなくて、「風呂」なんですよね。
私たちが毎日入っているお風呂と感覚が同じなのだろうと思います。

ここはかなり大きな温泉で、だからたくさんのお客さんでにぎわっています。なかなか一人ぼっちになることは少なくて、写真が撮れなかったのですが、午前のほぼ終わりの時間に訪問した時に、たまたま誰もおらず、撮影ができました。

浴場

浴槽。でかいんです。向かって左側から湯が供給されているので、左が若干熱いです。
あつ湯、ぬる湯ほどの差はありませんでした。真ん中の水道蛇口をひねって、湯温を調整するのですが、よそ者の私はむやみに触らないようにしています。その温泉のルールってありますからね。

この上の掲示がすごいでしょ。
分析表もかなりの古さですが、この注意書きが最強。昔の人はペンキでうまく書きますよね…。すごいなぁ。と思います。

ルールその8

ルール5は別府ではよく見かけるルールです。
浴槽のふちに腰かける。という概念が別府にはありません。つかった時に頭が浴槽のふちに当たるからか、体を洗う時に、浴槽の湯をくみ出して使うことに関係があるのかはわかりませんが、別府の公衆浴場に行くときはお気をつけください。歯磨き禁止もちょいちょい見かけます。
ルール8は結構何ヶ所かで「サロンパス」の表記を見たことがあるんです。
一昔前までは、湿布薬といえば「サロンパス」だったんでしょうね。
確かにじいちゃんばあちゃんは必ずサロンパス貼ってましたよね(笑)

湯口

そして、湯口です。近くにコップを置いていました。
ということは、飲泉できるのかなぁ…。ちょっと飲んでみましたが、若干の塩味。くせのない味です。

分析表
多量の脱衣棚

めっちゃたくさんある脱衣棚。これ全部昔は埋まってたのかなぁ…?

毎日こんな湯に入れたらなぁ…。最高ですよね。
湯につかり、高い天井を見ながら、ボーっとする朝のひと時。
これだから、温泉通いはやめられません。

温泉から上がり、無事にスタンプもいただきました。
少し外の公園で涼んで、気分もすっきり。
こんな温泉生活もいいなぁ…。

公園に溶け込む温泉

住所 別府市亀川四の湯町20-4
電話番号 なし
営業時間 7:00~10:30、14:30~22:00 毎月5,15,25日休
料金 大人 200円 こども(小学生以上)100円(2021.10現在)
泉質 単純温泉


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