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九州温泉道 妙見温泉 田島本館

今日は、田島本館に来ました。
意外に鹿児島空港からは近くにある温泉です。このあたりは妙見温泉と呼ばれていて、昔ながらの湯治宿の雰囲気を色濃く残している温泉地です。
公式HPはありましたが、あまり更新されていないようです…。

天降川沿いにへばりつくように、いくつかの温泉宿が点在しています。
この風景を見るだけでも、温泉に来たなぁ…という雰囲気に包まれます。

川沿いに建っている田島本館に伺います。なんと300円!!安い!
受付で聞くと、ふたつの温泉があるとのこと。
「神経痛の湯」と「胃腸の湯・きずの湯」せっかく来たのだから、両方入ってみよう。
※2022年現在、日帰りでは「神経痛の湯」のみ入浴可能のようです。

神経痛の湯 入り口

まずは、神経痛の湯からです。
いかにも!という入り口(笑)昔から変わってないんでしょうね~。
中は非常にシンプル。浴槽があって、水風呂があって。それだけ(笑)

神経痛の湯

入っては上がり、浴槽角で休み、また入って休む。まさに湯治。
こうやって神経痛が治っていく人が多かったんでしょうね。
行った時はたくさんのじいちゃんが入っていましたが、たまたまみんな上がってしまい、一人ポツンとなりました。普段はもっと入っているようです。

いい雰囲気です

さて、もう一つの温泉に行きます。
川沿い。本当にすぐ横が川です。これはこれでスゴイなぁ。

胃腸の湯・きずの湯入り口

かんたんな脱衣場があって、入るとすぐに浴槽です。
ここも本当に浴槽だけ。しかもほぼ外(笑)

内部

奥に打たせ湯があります。浴槽の周りについている析出物が、この湯の良さを物語っています。下のブロックもなんかすごいことになっています。

打たせ湯 なかなか強め

釣りのシーズンになると、すぐ横の川で、魚釣りをしている人がいます。
ここは本当に湯治に来たいですね。一週間くらい滞在したら健康になれそうです。
ゆっくり滞在して、本当に湯の良さを実感したい温泉です。
もともと妙見温泉は、長期滞在の湯治場としての色合いが強かったようで、今もその名残が様々なところに残っています。
他にもいい温泉がありますので、少しずつ紹介したいと思いますね。

この湯治棟が渋い!
今も残っているのかなぁ…?

湯治棟入り口

住所 霧島市牧園町宿窪田4236
電話番号 0995-77-2205
営業時間 8:30~19:00 12/31~1/2休
     ※月・水・金11:00~13:00は入浴不可
料金 大人 300円 小学生 150円 幼児無料(2021.10現在)
泉質 炭酸水素塩泉


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