雲仙温泉 青雲荘
昭和34年にユースホステルとして開館し、国民宿舎を経てホテルとなった歴史を持つ青雲荘です。
国民宿舎の時代に一度宿泊したことがあるのですが、比較的リーズナブルに宿泊できた記憶があります。
ただ、2021年に豪雨災害に遭い、しばらく休業していましたが、2022年にリニューアルしてオープンしました。
いつもは、青雲荘が運営している外湯の「小地獄温泉館」に入るのですが、今回はちょっとちがう温泉にしようと思い、青雲荘にしました。
小地獄温泉館についてはこちらをご覧ください。
なかなか宿泊するにはハードルが上がってしまいましたが、お湯の良さは知っていたので、現在はどのようになっているか、見に行くことにしました。
まぁ、たまたまじゃらんの100円割引クーポンがあったからなんですけどね(笑)
建物自体は変わっていませんが、外観はかなりシックになっていました。
ちょうど日帰りプランの帰りのバスが止まっていました。
平日ではありましたが、かなりのお客さんでにぎわっていました。宿泊だけでなく、日帰りの方もかなりいるようです。
ちょうど雲仙は紅葉シーズン。今思い出した。ちょうど一番観光客が多い時期だった。だからですね。
でも、以前のような賑わいが戻ってきていることに少し安心はしました。
フロントで入浴料を払い、すぐ横が温泉になっています。靴をぬぎ、温泉施設内は土足ではない形にしていました。
大浴場の内湯、レストラン、露天風呂とありますが、今回は露天風呂に入ることにしました。大浴場はかなりの人でしたが、寒いこともあるのか、露天風呂はほとんど人がいませんでした。
ちなみにどちらの温泉にも入浴できるようになっていました。
なかなかオシャレな造りです。マッサージ器や自動販売機などもあります。お風呂上りはゆっくりとソファーでくつろぐこともできます。
さっそく入ってみます。
カギはしっかりとついています。アメニティもしっかりそろっていますし、何よりも水がおいてくれているのがうれしいポイントです。
ちょっと細長いんですが、こんな浴槽です。洗い場は奥にいくつか、背側にもいくつかあります。硫黄の香りが漂います。あぁ。この香りです。
少し寒くなると、硫黄の温泉に入りたくなるんですよ…。
植えてあるもみじはまだ緑です。少し色づき始めたくらい。今年も暑かったからですね…。
相変わらずの湯量です。
うまく湯温は調整してくれていますが、湯口付近はやはり熱い。
それでも新鮮な湯がドンドン注ぎ込まれていますので、ついつい湯口近くに入ってしまいます。
ここでうれしいのは馬油のアメニティがおいてあることです。
たまに宿においていることがあるのですが、これ、ものすごくよいお値段します…。売店に売っているのですが、なかなか手が出ないんですよね。
これがドンとおいています。なんて太っ腹なんでしょう。わかってるんですよ。使って買ってもらおうという商売なのはわかっているんですが、硫黄のお風呂と馬油シャンプー、リンス、ボディーソープでお肌ツルツル。髪の毛さらさらになります。アズマ商事という会社が販売しているようです。
あぁ、いつか買いたい…。今回も買う勇気がなかった…。
ゆっくりと温泉を堪能させていただきました。
今度は宿泊したいなぁ。と思います。
■雲仙温泉 青雲荘
住所:〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙500-1
電話:0957-73-3273
利用料金:
露天風呂・大浴場大人 880円 / 小学生以下 440円 / 3歳以下 無料
貸切風呂上記料金に別途1室 2,500円(50分)
入浴時間:
露天風呂・大浴場11:00~18:00
貸切風呂11:00~18:00(最終受付17:00)
泉質:単純硫黄温泉