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筑後川温泉 清乃屋

福岡と言っても、大分に近いところです。原鶴などは比較的名前が知られていますが、筑後川温泉は場所自体がわかりにくいですよね。現在は市町村合併を行っていますのでうきは市という名前になっていますが、かつては浮羽町という町でした。
果物の栽培がさかんな地域で、近くの道の駅ではものすごい量の果物が売られています。道の駅 原鶴です。バサロは本当におすすめです。必ず行ってみてください!(ところで、なんでバサロって呼ぶんだろう…?)

そんな田園風景の中に筑後川温泉はあります。何軒かの温泉旅館が軒を連ねていますが、そんなに規模は大きくないです。昔ながらのひなびた温泉街です。その中に清乃屋さんはあります。

結構な表構えです。客室はそこそこありそうな温泉旅館です。
フロントで受付を済ませ、浴室に案内してもらいます。フロントに犬が居ました。好きなひとはたまらんでしょうなぁ(笑)私は特に何も感じませんが…。かなり人慣れしていますね。

温泉のほうですが、先客は誰もおらず、貸しきり状態のようです。浴槽は「えっ?」って思うほど、旅館の規模に似つかわしくないような小ぢんまりしたものです。

内湯 シンプル・イズ・ベスト

きっと温泉のことを何も知らない人は、「露天風呂はないの?」とか、「浴槽小さいし」とか、いろいろいわれたんじゃないかなぁ。と思うんですが、源泉かけ流しを守るためにこの浴槽の大きさにしたんだろうなぁ…。徹底したこだわりが感じられます。

※ちなみにHPを久々に覗いてみると、2018年に屋上露天風呂、2020年に家族風呂を作ったようです。やはり時代の流れですかね…。
湯使いがどうなっているのか、少し興味があります。

湯口にはコップが置かれています。飲泉ができるということは、かけ流しの証拠です。
口に含むと、やわらかな飲み口です。若干の硫黄臭がします。目の前には筑後川。あまりにも近くなので、目線のあたりは目隠しされていますが、ゆったりと流れる筑後川が見えます。
露天風呂だったら気持ちいいけどなぁ…。などと思いましたが、これはこれでいい雰囲気だな。と思います。
さっぱりして、いい温泉でした。

以前は九州温泉道に認定されていましたが、現在は登録から外れています。現在は近くの「旅館ふくせんか」が登録されています。
その様子はこちらで書いています。

派手さは全くないのですが、ホッとする温泉です。いつまでもこの湯を守ってほしいと思います。
また、久しぶりに行ってみようかな…。

住所 うきは市浮羽町古川1099-3
電話番号 0943-77-2188
入浴料 大人500円  小人 250円
    家族湯「紅葉の湯」 50分 2,000円
    屋上家族湯「風月」 50分 3,000円
入浴時間10:00~21:00(家族湯:10:00~14:00)
泉質 単純温泉

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