九州温泉道 長湯温泉 ラムネ温泉館
大丸旅館の外湯として作られている日帰り温泉です。
かなり有名な温泉のようで、非常に広い駐車場が整備されています。訪れた日は平日ということもあり、お客さんは少なめでした。
休日はかなり多いそうです。
受付で料金を払います。簡単な温泉の入り方のレクチャーを受けます（案内の用紙をもらうくらいですが）貴重品のロッカーもここにあります。100円が必要ですが、100円は戻ってきます。温泉棟は別棟になっています。
温泉棟はこんな感じ。なんかジブリっぽいなぁ…。中庭の右手にはトイレや家族湯があるようです。
中に入ります。脱衣場は狭いなぁ…。こういうつくりを演出しているようです。浴場に入る扉も小さく、茶室の入口のようです。
内湯です。加温された源泉なのか、別源泉なのかわかりませんが、贅沢にかけ流しをされています。いくつかの浴槽に分かれていて、１つ１つの浴槽はそれほど大きくありません。２～３人入ればいっぱいくらいの大きさです。
まず、ここでゆっくり体をあたためます。あれだけ脱衣場に服があったのに、内湯にだれもいない理由がこの後わかりました。ここもいいお湯です。口に含むと独特の長湯の湯。若干の炭酸感はします。
外に出ます。ここがこの温泉のメインなんですね。人がいっぱいいます。みんなイモみたいに並んでいます（笑）
35度前後でしょうか。この季節でも入るとちょっと冷たいな。という感じがします。じっくりつかると、少しずつ泡がつき始めました。全身から緊張が抜けていき、空っぽになっていく感覚におおわれます。
隅から源泉がボコボコ出ていて、その近くが一番泡つきがいいようですが、そこには人がたくさんいて、なかなか近づけません。
しばらく粘ると、みんなまた内湯に戻っていきます。何度か行き来をして、源泉が注がれている近くが空かないかな…。と粘ってみました。
地元のおじちゃんだと思いますが、「せっかくきたんだからこっちこい！」って言って、源泉が出る一番の特等席を空けてくれました。
かなり昔から通っている人らしく、昔より泡つきが弱くなった
（なんでもこの建物ができる前の仮設の時から通っていたそうで、その時の泡付きが一番だった！とのこと）外国人が増えただどうだと言っていましたが、やはりこの湯が一番だと言っていました。
ありがたく特等席の湯を堪能しました。不思議と長くつかっていると、体の内側からぽかぽかしてきます。本当にいいお湯ですね。
泡つきだけ見れば七里田温泉や山里の湯の方がすごいとは思いますが、温冷の温泉に交互に入れることや、温泉の作りなど、バランスは非常に良い温泉だと思います。
欲を言えば、人が少なくてゆっくり入れれば言うことはないのですが、人気の温泉だからこれは仕方ないですね。ぜひ一度入られてみてください。
住所 竹田市直入町大字長湯7676-2
電話番号 0974-75-2620
営業時間 10:00～22:00 第1水曜休（1月、5月は第2水曜休）
料金 大人 500円 こども 200円 貸切湯2,000円（60分）（2021.10現在）
泉質 二酸化炭素泉
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