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ギョッとしてしまった話

出掛ける日はキチンと化粧するけど、出掛けない日はほとんど化粧をしない私。
ふいに洗面所の鏡に映るすっぴんの自分の姿に思わず「ギョッ・・・!」としてしまう今日この頃。

キチンと化粧すれば、その辺の54歳より若いと思っている。
無い眉毛はアイブロウで描いて、目はアイライナーとマスカラでひと回り大きくし、人様に見られても大丈夫な顔が出来上がる。ないものねだりをしてもしょうがないけど、すっぴんでもせめて眉毛が普通にあったら良かったのにと思わずにはいられない。眉毛がないと顔って怖いよね。30代の後半か40代の前半に眉のアートメイクをしたことはあるけど、今はしていない。アートメイクすれば化粧の時短にもなると思うがなかなか出来ないでいる。

化粧しない日=出掛けない日は家から一歩も出ないと決めている。
すっぴんの顔が洗面所の鏡に映るたびに、自分の素の姿が映し出され何ともやるせない気持ちになってしまう。
じゃあ化粧すればいいじゃないかと思うかもしれない。だけど出掛けない日に化粧するのはめんどくさい。朝、化粧するのはまだいい。夜、お風呂に入る前に化粧を落とすのがとてもめんどくさい。じゃあ自分の顔に文句を言うなって話なんだけど。鏡の中のすっぴんの自分ににっこり微笑んで、私「ギョッ」なんてしてませんよ。すっぴんの私も可愛いねって自己暗示を掛け、その度に気持ちを切り替えるようにしている。できない時もあるけど。

いつの間にか年相応の顔になってしまったらしい。ついこの前まで実年齢より若く見られていたはずなのに。そう思っていたのは自分だけかもしれない。

歳を取ることに抵抗はない。だけど見た目が老いていくのを死ぬまで見続けていくと思うと恐怖でしかない。あっ!それが抵抗なのか・・・


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