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年齢に抗いたい、55歳の私。

今年の夏で55歳になった。
もう年齢的には十分中年女だ。いやいやもっと上か?でもまだシニアって歳ではないと思う。そこでちょっと調べてみた。国際連合のWHO(世界保健機関)の定義では「シニア」は65歳以上らしい。

肉付きは普通で50代女性の平均身長より13cm以上も背が高く、白髪もあまりなく白髪染めをしたことない私は自分では若くみられると思っている。その一方で若くみられると思っているのは自分だけで周りから見ればただの「おばさん」なのだろうと思う自分もいる。

先日、雑誌でマチュア世代という言葉を目にした。マチュア世代ってなんだ。思わずネット検索してしまった。

「マチュア世代」と検索すると…
英語では「Mature」。成熟した、円熟した、大人のという意味の単語で、「マチュア世代」とは、これまで多くの経験を積んできた50代以上の成熟した世代を指し、いわゆる「シニア世代」よりも年代が若く、活動的で現役感のある女性たちのことを言うらしい。それなら私はマチュア世代なのかと思いきや、インスタグラムや『ku:nel(クウネル)』などの雑誌を見ると、どうも60代70代の女性を指している。マチュア世代の定義がいまいちわからないが、自分がまだマチュア世代ではないと言うことだけはわかった。

54歳までは自分のことを「アラフィフ」の枠の中に入れていたけど、55歳になった私が「アラフィフ」と言っていいものなのかと考えてしまう。なぜなら「アラフィフ」って50歳前後という定義だから。

55歳って微妙な年齢よね。切り捨てだと50歳だけど、四捨五入すると60歳。60歳まではあと5年あるから、60と四捨五入されてしまうと敏感に鼓膜がピクピクしてしまう。まあ1日1日そこに向かっていて5年後には60歳になるんだけど。だけど今はまだ55歳。年齢なんてただの数字ってことぐらい自分でもわかっている。でも数字が着いて回ってくる事も知っている。

50代女性向けの雑誌『eclat(エクラ)』では50代女性のことを「アラフィー」「Jマダム」などと言っている。それなら私もそう言えばいいじゃないかと思うのだが、「アラフィー」や「Jマダム」と小っ恥ずかしくて言えない自分がいる。

55歳。
どの世代と言われたら嬉しいのかしらと、ひとり悶々と考えてしまった。

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