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人を信頼することで見えた世界

「人を信頼する」ということが今まで本当に苦手で。

わりと警戒心が強いし、プライドも高い人間なので、騙されたくない、舐められたくない、みたいな気持ちが先に出てしまって、人と仲良くなったり、信頼関係を築くのに時間がかかるタイプでした。

仲良くなっても、言うこと・言わないことを頭の中で仕分けして、相手が欲しそうな言葉を無意識に言うことが癖のようになっています。
(これはこれで、強みだから良いんですけどね!)


今と昔でコミュニケーションの仕方は変わってないのですが、人と関わるときのマインドがかなり変わっていることに最近気づきました。

警戒心が前提のコミュニケーションから、信頼や愛情が前提のコミュニケーションに変わってきているのです。

例えば、相手が欲しそうな言葉を言う、ということについても、「嫌われたくない」という気持ちよりも、「楽しませたい」とか「笑顔になってほしい」みたいな、前向きな気持ちが強くて。

恐れではなく愛がベースになると、コミュニケーションの心地よさってぜんぜん違うんだなって思います。


ここまで変化した理由は、「自分のかっこつけてない本音を日々アウトプットしたから」だと思います。
自分の本音をアウトプットし、他人に受け止めてもらうという練習を意識的にしてみたのです。

受講しているマインド講座で、普段なら他人に言えないことも含めて、毎日facebookに投稿し、他の受講生からコメントをもらう課題があるのですが、その毎日アウトプットのおかげで、他人を信頼するための土台が少しずつ出来上がってきたように思います。

どんな自分でも嫌われないんだ、大丈夫なんだ、という安心感があるからこそ、他人のことも信頼できるし、愛情ベースでコミュニケーションをとることができるのだと体感しました。



人への信頼は、恋愛にもすごく影響があって。

昔、付き合っていた男性のことを、不誠実だと思っていたんです。だから、私は彼のことを本当に信頼してなかったし、すごく警戒してました。
そして、私は彼に傷つけられたって思ってた。

でも、本当は違ったのかも?と今は思うようになりました。

自分が相手を信頼していなければ、愛情ベースの人間関係なんて築けるはずがなくて、疑念や疑惑でいっぱいの人間関係になる。
しかも、「どうせ分かってくれない」という意識でいるから、お互い理解し合うこともできない。

意識が現実を作っているので、彼は不誠実で疑いだらけの行動を取るのは当たり前なんですよね。

さらに、彼を最優先にして、自分を蔑ろにしているのは自分自身であって、結局は自ら傷つく恋愛を選んでたんだな、と気付きました。


私がやるべきことは、常に自分を最優先に愛して、彼のこともちゃんと信頼する。

誰の中にも愛はあって、信頼関係が築けるということを信じて、愛情と信頼ベースで接する。
ただそれだけで良かったのか、と改めて思ったんです。
(あくまで、自分が最優先が前提。自己犠牲ではないから注意!)

そしたら、自分の中の被害者意識も消えて、複雑に絡んでた感情がスルッと解けた感覚がありました。

人間関係の築き方への意識が変わると、過去の出来事への見方も変わるから面白いですよね。


かっこ悪い自分を隠さずに、人を信頼して見せていくほど、
生きやすく、愛で溢れる世界になるのかも、と思います。

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