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自分の魅力は、自分ひとりでは分からない

最近とあるマインド講座を受講し始めました。

講座が始まってすぐ「受講生同士で濃いめの自己紹介をfacebook上でする」ということが課題として出されました。

自己紹介の項目は大枠は決まっているものの、体裁やどこまで自己開示をするかは本人の自由になります。

「自分らしさを追求したい」が、私が講座を受講したテーマのひとつだったので、あえて他の受講生の自己紹介文は参考にせず、自分が思うように好きなように書いてみました。


いざfacebookにポストしようとすると、自然と他の受講生の自己紹介文が目に入ります。

他の受講生の自己紹介文と比べると、私が書いた自己紹介文が、なんだか堅苦しく警戒心maxの文章に見えてきて。

「みんなのようにもっと絵文字を使ったり、親しみやすい表現に修正したほうがいいのかな?」と迷ったのですが、それだとまた「みんな」に合わせている自分に戻ってしまうと思い、そのままポストすることにしました。


ポストした後も、やっぱりもっとこんなこと書けばよかったとか、色々考えてしまって。

考える中で、他者との比較から無意識に自分に「ない」ものをわざわざ見つけようとしてるし、自分に「ない」ものを材料にして自分を否定してしまってるな〜ということに気がつきました。

他の人の自己紹介文を見て、真似したいことがあれば素直に真似すればいいのに、わざわざ他人との比較を自分の粗探しに使っているのは、すごく勿体ないことをしていたなって思います。


そんな感じで一人で悶々としていたら、私の自己紹介ポストに、他の受講生からコメントがつきました。

「すごく上品な文章で、才能を感じる」というようなことを書いてくれて、そんな風に感じてくれたんだ!と、とても嬉しくて。

私がずっと堅苦しいと思っていた文章は、他の受講生から見たら上品で才能のある文章でした。


やっぱり、物事のどこの側面に注目するかってとても大切で。
でも同時に、新しい視点を持つことって一人では限界があるんだな、とも思いました。

どんなに他の人から見たらすごい才能でも、自分は毎日自分と一緒にいて慣れてしまっているので、その才能を改めてすごい!って認識することってやっぱり難しい。

自分以外の他者から「あなたのここ素敵だよ!」って何回も発見してもらうことで、徐々に自分の魅力を認められるようになるのかな、と思います。

だから、自分自身で自分の魅力を見つけようとすることももちろん大事だけど、
それと同時に、自分の良いところに注目してくれる人間関係や環境を選んでいくこと、他者を信頼して頼ることがとっても重要なんだと思ったのです。


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