子どもの競争心が芽生えてきて不安なパパママへ。おすすめの対応5つ
パパ、ママたちが子供の競争心に悩むことはよくありますよね。
なにを隠そう、私もその一人です。
現在4歳になる私の一人息子。
最近、競争心が芽生えてきまして…。
同じ年齢のお友だちと、バス停などでポジション争い(特定の一つの立ち位置を取り合う)みたいなことをよくやって、どちらかが泣く→解決しないままバスに乗る。
という日が多くなってきまして…。悩んでいるところです。
しかし、競争心というのは子供の発達過程においてとても大切なプロセスです。決して悪いものではなく、競争心が適切に育つことで得られることはたくさんあります。自分の感情との向き合い方を学んでコントロールできるようになたり、自分の能力をさらに高めよう!と、自主的に物事に取り組んでいくことも出来るようになります。
〇そんな子どもに対してどのように対応するのが良いのか、具体的な対応方法を5つご紹介します♪
同じようなことで悩まれているパパママのご参考になれば幸いです。
だいたい4~5歳児さん向けの対応になります。
具体的にお話するために、場所取りのせめぎ合いが起きている前提でお話しします。
1. まず、子どもの気持ちを言語化して、受け止める。
2. 相手の気持ちも代弁して、どうしたら争いにならないのかを考えさせる。場合によってはこちらで言い方を示す。「この場所にいたいんだ。だからちょっとどけて」って言うんだよ。など。
3. それで解決しない場合は、10秒数えたら(歌を1曲歌ってからなど)交代してみようか!そしたら二人ともこの場所を同じく楽しめるね♪などと、提案する。
4. 二人の立っている場所から離れたところに連れていき、ここも一番!ここも一番いい場所!二人とも一番だね♪などと、具体的な提案をしてみる。
5. 納得ない時には、「これ、二人に手伝ってもらっていいかな?」など、
別な方法で、二人で協力させるようなミッションをお願いする。
例:二人で重いものを持ってどこかに置きに行ってもらうなど。
協力して達成できたら、やってくれたことへの感謝の気持ちを示し、協力できたことを褒めて、一緒に成長することの大切さをつたえる。例:「手伝ってくれてありがとう!これからも、喧嘩するのではなくて、一緒に協力してがんばっていこうね!」など。
「競争心」の中のほんの一部のシーンを切り取って、具体的な対応の方法を5つご紹介しました。繰り返しこのような場面はやってくると思います。
なので、その都度根気強く、何度も繰り返しこのように対応していくことが大切だと思います。
まずは、子どもの悩み、目の前の解決したいことを理解し、やみくもに止めるのではなく、気持を受け止め、ポジティブに向き合うことが大切です。
子供たちの競争は必ずしも悪いことではありません。彼らが競い合うことで、自己肯定感やスキルの向上につながることがあります。
しかし、私たち親が大事にしなければならないのは、勝ち負けを絶対的な価値観としないことです。
勝負事であれば、子供が勝つことも負けることも、その後の成長や学びの機会として受け入れましょう。そして、成功や失敗だけでなく、努力や協力も成長の重要な部分です。
今回の例のような場所の取り合いについては、場所を取り合って勝ち取った所で、お互いの存在価値は何も変わらない。平等であることを、子どもに解りやすく伝えることが大切だと思います。
そして、協力してお手伝いをやり遂げるなど、競争心を良い方向に持っていくことが、サポートする上で良い方法なのかなと思います。
〇兄弟関係について
私は息子が一人っ子のため、偉そうなことは何一つ言えません。しかし、兄弟姉妹同士の競争は、常日頃起きていることですし、度重なるけんかにお疲れのパパママもいらっしゃるかと思います。
しかし、元保育士として現場で関わっていた子どもたちを見て思いうのは、やはり大切なのは、公平性を心がけることだと思います。
特定の子どもだけを褒めたり、他の子をあまり構わない、気にかけない、ほかの子と比べる。と言うようなことをしていては、それぞれの子どもの自己形成に悪い影響を及ぼすことになりかねません。
それぞれの子どもの強みを理解し、尊重して、バランスを取ることが大事だと思います。
競争だけに目を向けるのではでなく、協力や共感の大切さを伝える絶好の機会だととらえると、パパママにとっても決してネガティブなシーンだけではないと考えられると思います。(私も含め…)
競争心を適切にサポートして伸ばしてあげられれば、競争がポジティブな経験となります。親が子供たちにを冷静にサポートし、適切なバランスを教えることで、子供たちは心身共に健康的に成長していくはずです。
実際に対応するのはずっと大変なことだと思いますが、きっとパパママのきもちは子どもに伝わっていますよ♪無理なく一緒にがんばりましょう♪
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