商品のブランディングってどうやるの?
ブランドの認知度や好感度っていうのは、目に見えづらいですよね。
また、長期的にブランドのエクイティを築き上げていかなければいけないため、一長一短にはいかず、難しいですよね。
ブランディングってどうやったら良いのだろうと悩む方も多いのではないでしょうか?
個人的にも、様々な本を読んで勉強しているのですが、確立した方法論がなく、具体的にどのようにしたら良いのか、手をこまねいていました。
そんな時に出会ったのが、「実務家ブランド論」
今回は、本書から特に刺激を受けた部分を紹介します。
正しい問いを立てる
ブランディングって、最初に「何から始めれば良いのだろう?」と迷うことってありませんか?
本書では、ブランディングにおいて、ブランドの存在価値・約束を定義することご大切と書かれています。
その際に、ブランドを改めて振り返った時に、下記の「問い」を立てて、「答え」を吟味することことからスタートすることを勧められています。
何をするかよりも、どのようにするか!
いざブランドを知っても、「どんな施策を打てばいいんだろう」と悩むこともありますよね。
本書では、下記のように書かれています。
もちろん、ヒト・モノ・カネの資源には限りがあります。しかし、プレスリリースやSNS投稿などできるだけ様々なメディアで、様々な切り口でブランドの伝えたいメッセージを発信することを意識すると、ブランディングの方向性が見えてきて良いかもしれません。
社内の人に聞いてみる
メッセージを伝えたい消費者の周りに、情報であふれていますよね。
消費者には情報のバリアが貼られていると本書内で表現されています。
様々な情報がある中で、伝えたいメッセージが「伝わっている」かどうか、発信しているメディアが効率が良いかどうか調べる必要があります。
アンケート調査を行うには、お金も時間もかかりますよね。
そこで、本書では盲点な機会にスポットライトを当てています。
伝えたいメッセージが実際に「伝わる」内容になっているかどうかは、他部署の人に確認してもらうことも検討すると良いかもしれません。
特にブランディング広告を他部署、特に、総務、経理、財務等の直接マーケティングと関係ない部署に聞いてみましょう。
雑多な情報に相対している消費者と比較して、少なくとも直接的に情報を伝えられれレスポンスを得られやすい社内の人に聞くこと絵、情報の質を評価できるでしょう。
また会社のブランドがどのようなことしているか知ってもらえる機会になりますし、一石二鳥ですね。
ブランディング施策を考えるとどうしても、予算やメディアに目を向きがちですが、社内リソースに目を向けてみても良いかもしれません。
まとめ
今回は、「実務家ブランド論」よりブランディンを行う際のエッセンスを紹介しました。
ブランディングを実際に行う業務に携わる方や、自社の製品について興味がある方は、一度本書を手に取ってみると新しい発見があるかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?