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ひゃあ。

一昨日。久しぶりに(本当に久々に)ワンピース(袖なしロング=つまりアッパッパー?)にサンダルという出で立ちで、鎌倉の路地をカメラ片手に歩いていたら。何やら足裏に違和感。ん?と見てみると。え。踵が割れている。

シンプルな黒い革バンドのサンダルで、裏はタイヤみたいにゴツゴツした硬いゴム。そんな安物でもない(もちろん高価でもないけど)フツウのサンダルなのに。でも確かにここ2年ほど出番がなかったから、履かぬ間に劣化してしまったのか。

まあ、いいや。ビーサンでも買おう。
そう思って駅前の東急ストア目指して歩き始めると。ぼろぼろ、踵が割れ落ちる。ひゃあ。と驚きながらも歩いていると、ペロリ靴底が半分剥がれる。ひぇええ。ぼろりぺたぺた、歩きにくいったらありゃしない。

もうしゃあない。割れた踵とめくれた底をべりべり剥がし、そろりそろり(狂言か!)不自然な擦り足で、なんとか店に辿りつく。
「く、くつ売り場はどこですか」「靴は扱ってないんですが」「えええ。び、ビーサンで良いんですけど」「ビーサン…。あ、庭で履くツッカケみたいのなら」「そ、それ、それでいいです」

ってことで、ようやくなんとか一件落着。
でもこれが店など無い場所を歩いているときだったら、裸足で帰ることになっていたかも。

そうかぁ。やっぱり靴って、履かずに置いておくとダメになっちゃうもんなのね。履かなくても、風を通したり磨いたりのメンテをしないと。ううむ。

そう思って、今日、靴箱を総点検。滅多に履かないけど(特にここ数年のコロナ禍では出番なし)、良い品物だから、すごく気に入っている靴だから、と箱に入れたまましまってあった靴たち。やっぱりかなりキテました。一見なんともないんだけど、指でこすってみるとボロボロ剥がれたり、ひびがいったり。

靴修理に出してメンテして履くという手もあるけれど。でも結局この先履く機会はほとんどないよね(もう当分パーティーとかはないだろうし、あっても今履いている物だけで事足りそうだし)、というものばかり。

で。思い切って、断捨離。
靴箱、スカスカになりました。
なんだか、さっぱり。
これからは足取りも軽やかに、ひょいひょいふわふわ、いきましょか。


*写真は、最初に踵が割れた現場(鎌倉の路地)です(笑
(↓オリジナルサイズもUPしておきます)


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