蕎麦屋 (百文字文学) 9 田川ミメイ 2021年4月14日 11:26 お品書きに、小ざる、とあった。 親子丼とこれひとつ。 運ばれてきたのは、小猿だった。 椀の中に、ちょこなんと。 帰り道、鼻歌まじりに歩いていると、 鞄から調子っぱずれな歌が聞こえる。 ものまね小猿であったらしい。 #百文字文学 ダウンロード copy #写真 #創作 #ショートショート #掌編小説 #みんなのフォトギャラリー #百文字文学 9 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート