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男女に以心伝心はない

こんばんはmimariです。数日前に私のメンターが「男女に以心伝心はない」という考えを発信してくれました。これを聞いて本当にそうだな〜と深く深く共感しました。小学校で教えた方がいいと感じるぐらいの真理だと思います。

これを理解しておけば、大切な人と傷つけ合うことなく、心穏やかなパートナーシップを築けるのではないだろうかと感じます。

夫婦は他人

文字に起こすと当然のことなのですが、夫婦も言葉でのコミュニケーションが必要だということをついつい忘れがちになってしまうご家庭が日本では多くなりがちではないでしょうか。

私たち元夫婦もそんなところがあり「いつもそばにいるのだからお互いのことは言わなくてもわかるだろう」という甘えたところがお互いあったように思います。

当然ですが、相手が夫または妻であるからといって常に変容する気持ちまでは捉えられないわけで、お互いに心地よい家族経営のために少しの違和感を自分の中に感じたら相手にしっかりと伝えて話し合うことが本当に大切です。結婚とは、このやりとりをする中でお互いの人間性を磨く修行といっても過言ではないと私は思っています。

男性は言葉でしか伝わらない

そんな光景を思い出しながら反省していたら、私の両親も同じような思考で行動を選び、結果母が常にイライラして父は素知らぬ顔をする状態に陥っていたなということがわかりました。

元夫と別居中のころ、団欒中に話の流れで母が「私も何度離婚しようと思ったことか」と言いました。
それを聞いた父は「嘘だろぉ?」と鳩が豆鉄砲を食らったような顔で驚いていました。

そんな父の反応を見て、あんなに不機嫌な母を35年間そばで見ていてよくも父は今まで気がつかなかったよなと呆れを通り越して関心してしまいました。

母から「お父さんは自分のことしか考えてない」と何十年と苦悩を聞かされた娘たちはそれを信じて疑わない時期もありましたが、それは母が本気で良くしようと父と向き合わなかった当然の結果だったようです。その思考の根底には「夫婦なんだから言わなくても普通わかるでしょ!」「わからないのはあの人が自分勝手だからだ」という思い込みがあったんだろうなと推察します。

そんな母の苦悩を父は知りません。娘たちの苦悩ももちろん知らない。32年間生きてきて指三本に入るぐらいの衝撃でした(笑)

我慢は争いの火種になる

本当に我慢は本人にとっても周りにとっても何の得にもなりません。自分が選んだパートナーを信頼して「私は今辛いと思ってるから話し合いたい」とボールを投げないと何も始まりません。

もしそのボールを''受け取ってもらえない''という疑心があるとしたら、それは自分自身の心にある課題です。なぜボールを投げる前から疑心に苛まれるのか、自分の気持ちを見つめてほしいです。

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