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聴かせてもらえることは嬉しいこと

どうして最近になって
いろんな人の結婚観や恋愛観を
聞かせてもらえるように
なったのかなーと
気になっていました。

その答えがわかったのが
こちらのnote。

『傾聴』について書かれている
彩-irodori- rieさんのnoteは
毎回楽しみにさせてもらっているのですが、

この記事のタイトルを読んだ瞬間
確かに!と頭が反応しました。

「聴いてもらった経験があるから、
 人の話が聴ける」

本当にそうだと思います。


私は夫から離婚を申し込まれてから
人生で初めて
カウンセリングを受けようと
決意しました。

しかし、いざ聴いてもらおうとするも
心は軽くなるどころか重くなる一方。

しかも
夫との関係は悪化するばかり。

夫との関係を良くしたくて
カウンセリングを受けているのに
何かおかしい。。

それから
7人ものカウンセラーさんを
渡り歩きました。

カウンセラーさんによっては
カウンセリングに対する姿勢が
本当に様々なんだなぁと
わかりました。

私がこの人がいい!と思えた方の
カウンセリングは

責めず、
否定せず、

ひたすら私の気持ちを
聞いてくれるなぁという
"安心感"を感じる人でした。

どんなに汚く醜い話も
ジャッジをせずに
ひたすら相槌をしてくれる人が
この世にはいるんだという気づきは

私の世界の捉え方まで
変わったように思います。


それまでの私はこの世界を

「厳しくて肩身の狭いところ」

という風に捉えていたように
思います。

どこのコミュニティに属しても

「ここにいてはいけない気がする」

というような
気持ちがしていたのです。

私が育った家庭でもそうですし、
親戚の間でもそうで、

なんと、

私が作った家庭でも
そう感じていたということが
わかりました。

カウンセリングを受け出して
半年ほどたったころ

いつのまにか
カウンセリングに行って
自分の考えや弱音を話せることが
楽しみになっている自分がいました。

待合室では
うなだれて元気なく
名前を呼ばれるのを待っている人が
多い中、

私だけウキウキ浮き立って
呼ばれるのを待っていることに
気がついた時は笑いました。笑

それだけ私にとって
"聴いてもらえる場所"というのは
心から嬉しい居場所だったのです。


聴いてもらうことは
とても嬉しいことだと知ったから

自然と
人が言わんとしていることを
待てたり

背中を押すような質問を
投げかけたり

自分の話にすり替えないように
気をつけたり

物事にではなく
その人の感情に注目するようになったり

そんな聴き方が
できるようになったんだなーと
思います。

私がご縁あった方々から
お話を聴かせていただく時、

「お、私で良ければ
 どうぞ聴かせて」と

心が躍る感覚があります。

それは、人は聴いてもらうことが
なにより嬉しいことだと知っているから

聴いてもらえると
自己理解と自己受容が進んで
勇気を踏み出す一歩になると
知ったから

私は少しそれを世の中に
与えられるようになったから

それが嬉しいんだ。

それが楽しい。

今では『聴くこと』がすっかり
趣味になりました。

この感覚を
これからもずっと
大切にしていきたいなぁと
思っています。

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