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るろうに剣心 最終章 The Final(21/04/24-25)

どーも! #見守り太郎です 。メジャー邦画の初土日興行だけを、興行収入を見守りたいから見守る記事を毎週お送りしております。

今週は、大人気コミックの映画化にして、大ヒットシリーズの待望の新作「るろうに剣心 最終章 The Final」を見守りたいと思います。

① 作品紹介

全員、完結。究極のクライマックス――。アクション感動超大作、二部作連続公開! とのこと。

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② OP興行

まずはこちらを確認します。

るろうに剣心 最終章 The Final

販売数:20万9,225席
座席数:89万2,783席
回数 :4,503回
館数 :258館

稼働率  :29.0%
平均キャパ:197席
平均回数 :9.7

続いて、こちらを確認します。

興行収入を見守りたい! との齟齬を修正すると、以下のようになります。本来は同シリーズ過去作と比較したいのですが、2016年より前は興行収入を見守りたい! の集計情報が現在と異なるので、代わりに、OP興収の近い「銀魂2 掟は破るためにこそある」と比較します。

るろうに剣心 最終章 The Final

初土日興収 :5億2,800万円
初土日動員数:36万2,000人
実質座席数 :179万9,972席

★最終興収=(472館×197席×9.7回×20.1%×1,853円)×◯◯倍
銀魂2 掟銀魂2 掟は破るためにこそある

初土日興収 :5億2,800万円
初土日動員数:38万5,000人
実質座席数 :138万5,601席

★37億円=(346館×334席×6.0回×27.8%×1,371円)×7.0

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※縦軸が座席数、横軸が動員数。

※薄緑が最終興収10億円未満、緑が10〜15億円、水色が15〜20億円、青が20〜30億円、紺が30億円以上。紺色作品のみタイトルも記入してます。

※赤点が「るろ剣 最終章」、「騙し絵の牙」、「シグナル」など公開中の近作。

座席数が歴代3位! 30億円以上の大ヒットを狙える好位置につけていることがわかります!

③ まとめ

「るろうに剣心 最終章 The Final」は、1館あたり197席キャパで9.7回を472スクリーンで上映、平均して100席あたり約20人を動員。「銀魂2 掟は破るためにこそある」は、1館あたり334席キャパで6.0回を346スクリーンで上映、平均して100席あたり約28人を動員。

2作品ともワーナー配給作品で、かつOP興収が同じなので比較しやすいのですが、こういうことだと思います。

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課題:平均キャパを十分にとれない。

対策①:館数で席数を取り返す。

対策②:回数で席数を取り返す。

コロナ対策という意味で、非常に正しい戦略を遂行しているかと。

それからもう1点。単価施策。

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「銀魂2」1,371円

「るろ剣 最終章」1,459円

この差は、IMAXなど単価の高い特殊上映を取り入れているからかと。

邦画を代表する大ヒットシリーズの新作かつ、久々の大ヒットスタートな本作。今後どこまで興収を伸ばせるか。楽しみです!

以上、「るろうに剣心 最終章 The Final」でした。

なお、各用語に関しては、こちらからご確認くださいませ。

#見守り太郎



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