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最近見かけるペット用の樹木葬ってなに?

最近テレビCMや街の看板等で見かける機会が増えた「樹木葬」。
なんとなく、木の下に骨を埋めるのかな〜?なんて想像はできますが、一体どんな方法で埋葬しているのか、具体的な部分はしらない方も多いと思います。また、人の樹木葬の認知は増えてきましたが、ペットとなるとまだまだ認知が浅く、わからないことも多いと思うのでまとめました。


1. ペット用の樹木葬とは

樹木葬とは、実は古くからある考え方で、亡くなったペットの遺骨を樹木の近くに埋葬する葬儀方法です。宗教などに関係なく、日本人は古来から「命を紡ぐ」「土に還る」といった思想を持っている人が多いです。樹木葬はペットを自然に還元し、命を循環させていくことを目的とした埋葬方法です。

2. 樹木葬のメリット

(1)自然とのつながり
樹木葬は、亡くなったペットを自然と結びつける方法です。遺体や遺骨を樹木の近くに埋葬することで、生命の循環や自然の一部として存在することができます。

(2)環境保護
樹木葬は環境にやさしい葬送方法として注目されています。遺体や遺骨が土に還元されることで、土壌に栄養が与えられ、樹木の成長を促進します。また、墓地の使用や埋葬に伴う環境への負荷を軽減する効果もあります。

(3)永続性と追悼
樹木葬には記念碑や標識を設置することができます。これにより、亡くなったペットを追悼し、その存在を永続させることができます。樹木が成長し続ける限り、その存在と思い出は残ります。

(4)場所の選択肢
樹木葬は、伝統的な墓地に比べて場所の選択肢が広がります。適切な樹木を選び、自然の中で埋葬することができます。これにより、自然環境や亡くなったペットとの関連性を感じることができます。

(5)心の癒しと安らぎ
樹木葬は亡くなったペットへの感謝や敬意を表す手段として、遺族や愛する人々に心の癒しと安らぎをもたらすことがあります。自然の中での埋葬は、人々にとって心地よい環境となり、喪失や悲しみの過程を支援する役割を果たすことがあります。

樹木葬は、自然とのつながり、環境保護、永続性、場所の選択肢、心の癒しと安らぎを提供する葬儀方法です。これは個人や家族の選択によって異なる場合がありますが、自然に近い形で埋葬することができます。

3. 樹木葬の注意点

(1)地域の制約
樹木葬は地域によって制約がある場合があります。一部の地域では法律や規制が存在し、樹木葬が制限されたり、許可が必要な場合があります。また、適切な樹木葬エリアが限られている場合もあります。

(2)手続きと管理
樹木葬には特定の手続きと管理が必要です。遺体や遺骨の埋葬に関する規則や手順に従う必要があります。また、樹木葬エリアの管理や維持も重要です。これには遺族の負担や費用がかかる場合があります。

(3)移転の制約
樹木葬では、遺体や遺骨が樹木に埋葬されるため、後の移転が難しい場合があります。遺族や所有者が場所を変更したい場合、移転が困難であることがあります。そのため、将来の変化や状況の考慮が必要です。

(4)樹木の変化
樹木は成長や変化する生命体です。樹木葬によって埋葬された遺体や遺骨は、樹木の成長によって影響を受ける可能性があります。これにより、埋葬地の状態やアクセスが変化することがあります。

樹木葬は、自然とのつながりや環境保護などの利点がある一方で、地域の制約や手続き、移転の制約、樹木の変化などの注意点も存在します。適切な判断をするためには、地域の規制や個人のニーズを明確にしておく必要もあります。

4. 樹木葬の費用

樹木葬の種類によっても費用は異なりますが、骨壺から遺骨を取り出す合祀型樹木葬だと3万円〜15万円。個別型樹木葬では10〜50万円が墓地使用料の相場です。

5.まとめ

いかがでしたか?樹木葬はメリットも多い埋葬方法ですが、住んでいる地域に行っていなかったり規約などの注意点もあるので、大切なペットが旅立つ前に、一度ゆっくりとご自身とペットとの人生、そしていつか迎える最後のことを考えてみて下さい。


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