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アスパラの扱い

7、8年前から春にアスパラガスを取り寄せている。日置市吹上町のアスパラ農家さんがオンラインで販売してくださっているものだ。吹上町は、自宅から車で30分ほど。発送されるとすぐに届く。

アスパラ屋仁左衛門

緑色で、すくっと伸びていて、穂先がつくしみたいで。春を感じさせる見た目とさわやかな味がいい。大好きな野菜だ。

いつも、おまけを入れてくださるのがありがたい。商品(画像右)のアスパラは太くて立派だが、おまけ(左)は細め。料理によって使い分けている。

ここのアスパラはたいへんみずみずしくて香りと甘みが強く、とてもおいしい。オリーブオイルで焼いて塩をふり、黒胡椒をガリガリ挽いて食べるのが一番と思っているのだが、この春は意識していろんな料理にチャレンジしてみた。

・アスパラベーコン
・アスパラソテー(塩胡椒で)
・茹でアスパラ(マヨネーズで)
・アスパラのパルミジャーノ風(片岡護さんのレシピ)
・アスパラとベーコンのスープ
・アスパラとしらすのパスタ(片岡護さんのレシピ)
・アスパラときゅうりとささみのレモン炒め(平松洋子さんのレシピ)
・アスパラと新じゃがのグリル(鹿児島在住の1級フードコーディネーター杉水流直子さんのレシピ)
・ピザトーストにたっぷり乗っけて

わが家の台所には料理本専用の本棚がある。アスパラのレシピを探すべく、野菜料理の本を中心にいろんな本をひっくり返してみたのだが、アスパラ料理は意外と少ない。

片岡さんのレシピはネットで見つけたものだし、杉水流さんのグリルはFBで教えてもらった。料理本で見つけたのは平松洋子さんのレシピだけ。

いやいや、まだ探しきれていないだけだ。アスパラといえばフランスでしょ、と「フランスの女子高生が使うお料理の教科書!」がふれこみの料理本も開いてみたのだが、この有り様。

「アスパラガス」。

ほかの野菜は複数の料理が紹介されているのに、アスパラは、ただ「アスパラガス」。なんとも軽い扱いなのだ。

該当のページを開くと、アスパラの茹で方と、「ソースはお好みで」と各ソースのレシピが載っているページが示されているだけ。

裏を返せば、アスパラという野菜はそれだけ、シンプルに食べたほうがおいしいということなんだろう。下手に火を入れすぎたり、風味の強い素材や調味料と合わせると、アスパラの香りやみずみずしさ、食感を台無しにしてしまうのかもしれない。

春の味もあと少し。残りは焼くか茹でるかして、シンプルに食べようと思っている。

うれしいです!
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鹿児島生まれ、鹿児島在住。会社員を経て独立。書籍やWEB記事のライティングをしています。仕事のことや本の感想など、日々のあれこれを書きつけます。上阪徹のブックライター塾第3期修了。