見出し画像

化粧品コピーにはルールがある。

コピーライターになって
ぜひとも書きたかったのは、
化粧品のコピーでした。

おしゃれで、
すごく
自由な感じがして。

そして、時がたち、
仕事の七割が
化粧品の仕事になった。

CMも、新聞も、
PR誌や記事や、
雑誌や、ポスターや
リーフレットやカタログや

それはもう、いろいろ。

でも化粧品コピーを書き始めて
わかったことには、
薬品と同じように、

薬事法という
厳しいルールがあったのです。

その中で、どれほど伝えられるか。

小説や童話は、
枠がないので
いくらでも横に拡げられるのですが

コピーというのは
決められた枠の中で

いかに縦に高く飛躍できるか、
ということがポイント。

なかでも、化粧品は狭い枠の中で
思い切りジャンプすることを求められる

カテゴリーなんじゃないかな、
と思っています。

それでも以前の薬事法はまだ緩かった。
現在は「薬機法」と名称を変え、
さらに取り締まりが厳しくなりました。

言いたいけど言えないけど言う。
みたいな感じですね。