健康食品会社の一般OLがモデルナワクチンを接種したときのお話③おしまい
～前回までのあらすじ～
東京はコンクリートジャングル。
真夏の炎天下を歩いてなんとかワクチン接種会場に到着した私。
接種会場のとんでもないスムーズな誘導で迅速に接種を済ませることができた。
しかし帰宅してから襲いくる体の不調！
これが副反応か～～！！ と耐えていたら単なる熱中症だったことが判明。
副反応は大してなかったが首を寝違えてえらい目に遭った。
⇩前回までのお話はこちら⇩
コロナが少し落ち着いてきて、ちょっとだけ世間の雰囲気が柔らかくなったような今日この頃。
休業中で電気が消え看板は傾き、廃屋の様相を呈し始めていた飲食店が、次々と再開するのを見て「よかったなあ」という気持ちです。
まあ、客足が完全に戻るのはまだまだ先だったり、休業時に離れざるを得なかった働き手が今になって足りなかったり、まだまだ問題は山積みだとは思うのですが……。
どうか負けずに頑張ってほしい……できる限りの応援もしていきたいですね。
さて、今回はさっくりワクチン2回目のお話をしようと思います！
9月某日、つつがなく接種して就寝
残暑は続くものの猛暑のピークは超えた9月某日、再び半休を取り会社から自衛隊東京大規模接種センターへ足を運びました。
この日の流れとしては1回目とほぼ同じ。
前回よりも多少混雑していましたが、受付～建物を出るまで30分で完了！ 相変わらずスムーズでした！
ただ全体的にスタッフさんに疲れが見えるような気がして……。
そりゃそうですよね……毎日毎日何百人を相手にミスのできない仕事をしているわけですから……それも感染リスクを背負いながら……。
あの場で働く方々に、心から御礼申し上げたい……。
そして帰宅後。
特に体調に変化はなし。
やっぱり接種した左腕が「なんとな～く痛いかな～」程度。
なのでその日はさっさと就寝しました。
午前6:03
ン、ンンン寒い～～～～～。
その日の朝はかなりの雨で、9月にしてはやや低めの気温。
薄手の布団ではいけなかったかな……と寒さで目が覚めました。
寝ぼけまなこでズルズルと薄手の羽毛布団をひきずり出してきて二度寝。
一時間後にまたふっと目が覚めるも寒さは変わらず。
ここでようやく「おや……？」と思い枕横の体温計に手を伸ばすと……。
ついに発熱きた～～～～～～～！！！！！！！
あ、いや嬉しくもなんともないのですが、前回の副反応がまっっっったくと言ってもいいほどなかったもので（親兄弟も誰も発熱しなかった）、つい今回もないと思い込んでいたんですね……。
うーん、こりゃ寒いわけだ。
というわけで冬用パジャマを引っ張りだして着用。
一応水分をとり、なぜかはちゃめちゃにお腹が空いていたので買い溜めしておいた白パンを食べる。
う～ん、解熱剤は熱が上がりきってからでいいかな、と二度寝。
午前10:06
あっっっっっっっっづい！！！！
今度は着こみすぎたか、汗をかいて跳ね起きました。
なんだなんだとベッド周りをウロつく猫2匹。
うーん、汗はかいているけど悪寒はひかないなあ。
もう一度熱測ってみるか……。
おわっあええええええぇぇぇぇぇぇぇ！？
おおおう！ こんな高熱久々に見た！！
かるーい気持ちで測ったらまさかの39度台目前！
なんてことなの。高熱が出る可能性は知っていたけれど、前回の副反応が軽かったために「いや私は2回目接種も余裕でしょ😙」と舐めくさっていたのでここにきて真面目にビビる。
これはどうするべきか……。と思案しながらベッドでもぞもぞ動いていたところ……思わぬ刺客がやってきたのです。
そいつは仰向けになった私の上に容赦なく飛び乗ってきました！
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
／朝ご飯まだですか＼
人が高熱を出していようがなんだろうがおかまいなし。
むしろいつもよりご飯が遅いとお怒りのご様子。
だからといって人の胸の上に乗って見下ろさないでください、重いんで、本当に重いんで。
仕方なく起き上がる私の周りをニャーニャーニャーニャーと叫びぐるぐる走り回る猫2匹。
その声はまるで「もう3日も何も食べていないんです！」と訴えかけるような鬼気迫るものがありますが、君たち夕べご飯もらってるでしょ。
とりあえず遅めの朝ごはんをやると秒でガッつく猫たち。
そんな2匹を尻目に、私もなぜだかものすごいお腹が空いていたのでまたパンを食べる。
あれ……？ 2時間前に食べたばっかりだよね……？
体調としては確かに悪寒と倦怠感はあるのですが、風邪と違って頭痛や鼻水、咳がないのでわりと動き回れる。
もうそろそろ解熱剤を使ってもいいだろうと思い、ロキソニンを飲みました。
一応安静にしていようと三度寝。
午前11:42
前日早めの就寝をしたため、この時点でかなり寝ています。
しかし私はややロングスリーパーの気がある（個人的ベストな睡眠は最低9時間以上）ため、まだ寝れるし寝ていたい……。
というか、こんなに熱出てるんだから安静にしていた方がいいよね？
そんな気持ちでベッドに寝転がる私……。
しかしそれを許さない者がいました。
ドドドドドドドドドドドドド
／暇だよ遊んでー！＼
猫じゃらしをくわえてやってきました。
……案の定胸の上です。
だから重いからやめて上乗らないでぐえっっ
お前、前世は犬なのか！？ というほど遊びたがりの我が家の猫は、いつもおもちゃをくわえてベッドまでやってきます。
そして遊んでくれるまで待機（※胸の上）
ふえぇ……重いよう……と泣く泣く起きた私は猫じゃらしを振りつつ体温を測ります。
すると、
ロキソニンって本当すごいな！？
一気に2℃近く下がりました。
ロキソプロフェンがバリバリ働いているようです。
気分は若干の倦怠感と悪寒が残るものの、先ほどの比ではなく。
というかかなり楽になっていました。そしてお腹が空いていました。
な、なぜ……！？ ワクチンを打ってからずっとお腹が減っている……！！
またぱくぱくとパンを食べる私。買い溜め食料の底が早くも見え始めました。
大丈夫なのか、この食事ペースで。発熱って、食欲減るもんじゃないのか。
その後、母が様子を見にやってきてくれました。
ありがたいことに洗濯掃除などをやってもらえたのですが、思いのほか私も動き回れたため自分でもトイレ掃除などをしつつ……。
お昼も別にお粥だとかゼリーだとか体調に気を使ったものではなく、普通にがっっっっつりとした食事をしました。
そして普通に過ごし……。
さらに約一時間後の午後12:40。
もう一息で平熱ですね。
それから、それから
それからの流れは早送りで。
その日の16:35。
私の平熱が35度台なので少し高めですが、もうほぼ平熱です。
後ろに見えているのは固まって寝ている猫二匹です。
20:27
油断したら少し上がった。
22:06
んんん、また上がってきちゃったぞ。
ロキソニンどうしようかな～と悩んで、熱はあれど気分は悪くなかったので飲まずに就寝。
翌日7:51（ワクチン接種から約40時間後）
ダルさも悪寒もなくなりスッキリ！
ここからずっと平熱になり、夜には腕の痛さもなくなってワクチン接種から48時間でほぼ完全回復～！！
という訳で私の場合は接種翌日に高熱が出たものの、すぐに治ったので比較的軽い部分だったと思います。
あ、あと、ずっとめちゃくちゃにお腹が空いていました。
食べても食べてもお腹すくからなんで～？ と思っていたら、医療従事者の友人から「抗体作るにも体力いるからね～体が栄養を求めてるんだよ～」といわれてなるほど納得。
まあそれを免罪符に食べすぎた気がしないでもありませんが……。
とまあアレコレありましたが、私のワクチン接種これにて完了です。
ワクチン接種で発熱がなかった人、体調を崩して散々だった人、さまざまいらっしゃるかと。
そして3回目接種もありそうな流れになっていますが、とにもかくにも皆さま無事に摂取が終わるといいですね。
もちろん理由があってワクチンを打てない方、打たない方がいるとは思います。
ワクチン＝感染予防対策のすべてという訳ではありませんので、ワクチン接種しない方はそれ以外の面で対策をぜひ。
私は今回副反応も軽く済むことがわかったので、次も打ちたいと思います。
早くノーマスクの世界がやってきますように！
これにてワクチン接種レポートおしまい。
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