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”危機感”が欠けていないか?

おはようございます、那由他でございます。

僕たちの世代で言ったら、スティーブ・ジョブズがいい例ですが、世界には稀にそういったイノベーター、「時代の寵児」が現れます。

話がかわりますが、最近、noteではしばしば「コンフォートゾーン(安全地帯)から外れる」ことが勧められています。

ただ僕が思うのは、そういった方たちでも、何の新しい技術も開発、習得しないで、ブログで成功の法則やライティング論を論じつづけるケースは非常によくみかけます。

今回は、そうやって淡々とライティングを続けていても同じところで足踏みをしているだけで、前述のような破壊的イノベーターが現れたら「一瞬で壊滅させられてしまう」という危機感を持ってもらうための警鐘的な内容になっています。

君に欠けているのは「あせり」

人間は他人の実力を自分より低く見積もります。

「こんなに努力していて優れている自分がこんなもんなんだから、他の人はもっと貧しい暮らしをしているに違いない」

そうやって、他人の実力を低く見積もっていると、ある日突然、突出した人が世界の序列を駆け上がっていくのを目の当たりにします。

先述の「時代の寵児」たちがそうです。

勉強ができなかった友人と久しぶりに再会すると、ブランドスーツを着こなし、ロレックスの腕時計をして、高級外車を乗り回し、タワーマンションに引っ越して、芸能人と交際し始め、1本数万のワインの話をしだして、「初めて”それ”に気づかされる」なんてことも現実でありえない話ではありません。

では皆さんは、同世代の人がどれくらい貯金をしているか知っていますか?

”ヒカキン”が出てきたときに危機感を感じませんでしたか?

他人の実力を自分より低く見積もる人に欠けているのは「あせり」で、旧Facebookがメタバースの開発に乗り出したこの時代に自分の能力に危機感を抱かないのは些(いささ)か問題です。

ライティングはコンフォートゾーンですらない?

意外なことにコンクリートはエジソンが発明したそうですが、当時は斬新すぎて逆に誰も見向きもしなかったと言われています。

こうやって日々便利なAIやメタバースが次々と誕生しているのに、ただ「便利~」と文明の利器の恩恵に与(あずか)って、家でぬくぬくとライティングをしている自分は「水をあけられた」と危機感を抱かないことは僕には本当に疑問です。

それでも僕もよく「プログラマーになれば周り中プログラマー」みたいな話はしますが、ライティングは戦争に例えるとシェルター(コンフォートゾーン)ですらありません。

言ってみれば、スカスカの柵で囲まれた牧場(逆に誰も狙わないので安全)で、メタバースはスペースコロニーといったところです。 

「わからないから触れない」は本当は良くない?

僕なんかもウクライナのことは本当によくわからないので全く触れませんが、以前から言っているように、成長とは「知識を身につけ経験を積んで一貫性を刷新すること」です。

特にnoteを続けていても主張が一貫している人は逆に全く成長していないので注意が必要です。

その”一貫性”を刷新するためには、新しい技術を開発、習得したり、わからないことでも積極的に触れていくことが大事です。

危機感を感じるには?

危機感を感じる簡単な方法にクリティカルシンキングがあります。

自分の説に否定的な意見が出れば、「自分の立場が危うくなる」ので、当然危機感を感じます。

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例えば、ニュースには「客観的事実」、「判断」、「根拠」などの型があります。

今回のテーマである「成長」の観点からすると、これらの要素で大事なのは、「なるべく偏らない根拠を集めて判断を刷新すること」です。

【コラム】輪廻は悪い迷信(呪い)に成り下がった

ブッダは、自身が得た経験や知識を通じた一貫性(p)として「何事にも意味がある」と説きました。

ApBでは{意味、目的}を同じこととしていますが、ブッダはその時代に目的を果たせず不条理にも亡くなられた方の無念に意味を見出す”輪廻の教え”を説いて人々の心を救いました。

また、その後の世界でも輪廻は「現世で悪事を働くと来世でひどい目に遭う」と悪行の抑止力としても支持されてきました。

あるとき、セロというマジシャンが魚屋で売られている死んだ魚を閉じた手の平の中で生きた魚とすり替えるマジックを披露したところ、「本物の魔法だ」と信じてしまった視聴者から「うちのじいさんを生き返してほしい」などの問い合わせが殺到したそうです。

以前にテレビで話題になった「殺された被害者しか知り得ない情報」は、科学的に見当がつかないわけではありませんし、子供を連れて行って、そうやって目星をつけた容疑者一人一人に向かって「この人に殺された」と演技をしてもらい、後は都合のいい部分だけを報告すればそういった信仰がある地域の人々だったら信じこませるのは簡単です。

それに、そんな簡単なことで犯人に犯行を自供させられるんだったら警察としては儲けものです。

「私は生まれかわらない」と言い残したとされるブッダの死後、「幼くして悟りを開いた子供」を連れてきて「ブッダの生まれかわり」を名乗らせるのは「お金になるから」で、動画をみて存命の一流テニスプレイヤーの動きをコピーした子供がいましたが、その話にしたってそのテニスプレイヤーの死後に「生まれかわり」を名乗られていたら簡単に信じてしまう人も多いはずです。

このように、ブッダの生きた時代には意味を見出すことで人々の心を救った輪廻の教えも、現代では”悪しき迷信(呪い)”に成り下がってしまいました。

今、こうやってウクライナが侵攻される中で、”輪廻論者”に問いたいのが「ウクライナで亡くなられた方々は前世で何をしたのか?」ということです。

そんなものに因果はないことは明白で、ブッダの特性も現代の不条理の救いにはならず、これからの時代は輪廻も”おとぎ話”として風化していくかもしれませんね。

【コラム】仕事が納期に間に合わないのは油を売っているからではない

会社員は、だいたい納期より早くに仕事を片づけます。

今、時期的にカットになっている会社もあるかもしれませんが、残業代が出る場合は喫煙所などでおしゃべりをして会社に残って残業代を稼ぎ、そうでない場合はさっさと帰ります。

それ以外で仕事の納期に間に合わないのは、「予算の都合でカツカツの納期が設定されている」か「別の上司から割り込みで別の仕事を頼まれる」場合で、油を売っているからではありません。

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