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【こころ・ゆたかに】読書と映画

ずっと変わらない大好きな「有川浩作品」

小説を読むときは、作品で選ぶことよりも、

ハマった作家さんの本をひたすら読みまくる…ような読み方をしてきました。

中学生の頃、

男性作家さんは、石田衣良、伊坂幸太郎、重松清、東野圭吾... 

女性作家さんは、江國香織、恩田陸、宮部みゆき、唯川恵..

王道と呼ばれるところは全制覇し(女性作家さんに関しては背伸びしすぎてないか?感満載)

大人になってもその癖は変わりません。

その中でも20代の間、ずっとハマりつづけていた(30代になった今も)

「有川浩」作品

本きっかけ→映画・ドラマという作品もあれば、

映画・ドラマきっかけ→本 という作品もあります。

心が疲れた毎日にちょっとほっこり&キュン♡をくれる癒され作品、

出てくる人たちの生き様や考え方に、新たな気づき、パワーや背中を押してもらうような勇気をもらえる作品がたくさんあります。

好きな作品がたくさんあってランキングはつけられないのですが、特に疲れている人にオススメの3作を紹介します。

「阪急電車」

毎日電車に揺られての通勤や、通学にしんどいなと感じている人に、おすすめです。毎日見ている光景が、その電車が、いろんな人の人生の節目や出会い、想いや希望を乗せていることを感じさせてくれる、ほっこりするお話です。

何を隠そう、私は学生のとき
この阪急今津線に乗って通学していました。

この本に出てくる駅一つ一つは私の青春そのものなのです。

(なんとも、主観的な理由!!)

一つずつの駅の物語に込められた思いと雰囲気が、本当にそのまんまで、温かくて、人が出会っていって、不思議な縁がつながっていって、でも一人一人、いろんな葛藤があって。

きっとこのエリアを知らないひとにもこの阪急電車に乗ったときの温かさは伝わるんじゃないかなと思っています。

映画ももちろん大好きで、何度も見ました。

実は、映画が撮影されていたとき、

小林の駅でドレスを着た中谷美紀さんを見かけたことがあって、その美しさ、キラキラと輝くオーラは、今でも鮮明に覚えています。

映画ものんびり、ほっこり、あったかい。そんな気持ちになれる作品です。

ちなみに私は、映画にはない、原作の一番最初の図書館と武庫川の「生」のお話が実は一番好きです!なので小説の方がおすすめかな。

「植物図鑑」

テレワークやお家時間に疲れている人、

あったかくなってきたし、外をお散歩するのもいいな、と思っている人におすすめです。

最初は

イケメンを拾う、、、なんてありえない設定、

植物(雑草)なんてあんまり興味ないし、

あんまり好き系じゃないかも~と思いながら読み進めていきました。

(一旦途中でブレイク3か月ほどあいちゃいました。)

そういえば、読んでなかった、、、と再び読み始めると、後半のきゅんきゅん展開にものすごくドキドキして、ノンストップで読みきってしまいました。

誰かを大切に想うことが、すごく嬉しくて温かくて素敵なことで、

でも苦しくてもどかしくて、歯がゆくて、まっすぐにはいかないんだよな~と気づかされる甘酸っぱい部分がなんとも言えず、大好きです。

映画版も映像が美しくて(イケメンがほんまにイケメン!)好きです。

でも、私はこれは、どんな植物なんだろう、どんな景色なんだろう、と想像しながら本を先に読むのを楽しんだので、この作品は本>映画だったかな。と思います。

「空飛ぶ広報室」

仕事・プライベートで壁にぶち当たっている人、なんだか落ち込んで最近下ばかり向いているかも、という人におすすめです。

空を見上げて、よし!!とおもえる
きっかけになるようなドラマです。

リアルタイムでは見ていなかったのですが、つい最近Amazon Primeで見て、大好きーーーーー!になった作品。

実はドラマで満足してしまい、(映像があまりに綺麗で)原作は読んでいません。


有川浩作品の自衛隊三部作、クジラの彼やラブコメ今昔、図書館戦争など自衛隊シリーズはほとんど制覇していたのに... なぜもっと早く出会わなかったんだろう、後悔するほど。

挫折から始まるストーリーですが、情熱を注げる仕事があること、夢をかなえるということ、人との出会いに救われるということ、に自分自身の葛藤や仕事観、人生観を重ね合わせて見られる人も多いのではないかと思います。何より、主人公のまっすぐさにすごく心打たれ、毎回「私も頑張ろう。」って背中を押されるような感じがします。

今回ご紹介した3作以外にも

図書館戦争、レインツリーの国、ヒアカムズザサン、語りだしたらキリがないくらい、他にも紹介したい作品がたくさんありますが、今日は、この辺にしておきます。

みなさんの好きな作品はなんですか?

好きな登場人物は誰ですか?

自分では経験できない世界に飛び込んで、現実逃避したり、勇気づけられたり、新しいアイデアをもらったり、少しでも日々の疲れが癒されますように。

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読んでくださった皆様の心にパワーが溢れますように。

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