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【まなび・つたえる】恥を捨ててシャドウイング


「シャドウイングって本当に効果あるの?」


英語の勉強をし始めたとき、とにかく話せるようになることがまず最初の目標でした。

勉強し始めて1年後、渡米したときに、
一番効果を実感したのが、

☆シャドウイング

☆オンライン英会話

でひたすらスピーキング力をつけたことでした。

今日はシャドウイングについて、

①シャドウイングとは?

②私が実践した方法

③おすすめの番組

④効果を実感するとき

を紹介します。


【①シャドウイングとは?:

意味は分からない、でも聞いたままに声に出してみるを続ける】

シャドウイングとは、聞いたことをそのまま口にする、ことです。

合ってるか間違ってるか、正しく言えているか、は置いておいて、とにかく耳に入ってくることをそのまま繰り返して声に出す練習です。

日本語で説明すると、

アナウンサー
「お昼のニュースをお伝えします。」


「     お昼のニュースをお伝えします。」

というように、文章を言い終わりきる前に、聞いたことを口に出し、それと同時に次の言葉を聞きながら話します。

腹話術の「声が(声が)遅れて(遅れて)聞こえるよ(聞こえるよ)」のような、感じです。

このとき大切なのは、

「お昼の、ニュースを、お伝えします。」という単語を一つずつ切り取って理解して話すことよりも、

「お昼のニュースをお伝えします。」という一つの文章の言い方、をマネする。ことです。

だから、うまく聞き取れなくて

「お昼のニュースお伝えします。」

のように、間違えていても大丈夫。

あくまでも「聞く力」と「聞いたことをマネすること」に集中します。

【②私が実践した方法:

 恥を捨てて、ぶつぶつ言い続ける。】

「Welcome to the English as a Second Language Pod Cast.....」

通勤時の家から最寄り駅までの15分間、歩きながら、ラジオやPodCastのシャドウイングを

声に出して」毎日続けました。

(すれ違う人たちにはきっと不審者と思われてたかもしれない…)

意味は全然分からない。

話せてない。

恥ずかしい。

けれど15分間、毎日続ける。

恥を捨てる。☜この気持ちなくして、英語の上達なし!!


(慣れることを目標に)

同じ内容を何度か繰り返すこともあれば

(飽きないことを目標に)

毎日違う番組、エピソードに挑戦することも

とにかく続けることを意識して、やりつづけました。



【③おすすめの番組:

お金がかからないものチョイス!】

私が実際にやってみて、よかったなと思うシャドウイング教材をいくつか紹介します

☆English as a second language Pod Cast 

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/english-as-second-language-esl-podcast-learn-english/id75908431

2016年で更新が終わってしまっていますが、アーカイブでたくさん過去のものを聞くことができます。

・通常の番組は英会話での基本知識や、実践の内容を少しゆっくりのペースで話すラジオ

・English Cafeでは30分程度、一つのトピックについて詳しく掘り下げるラジオ

が配信されます。

PodCastは速さが選べるので少しゆっくりめにしたいな、とか、今日は通常スピードでも大丈夫そうだな、とかそのときの内容や自分のペースに合わせてシャドウイングできるのでおススメです。ちなみに無料です。


☆NHKラジオ英会話タイムトライアル

進行は基本的に日本語ですが、話す力を鍛える、ということで

出てくる文章をシャドウイングしてみるのにおススメです。

私は最初はテキストを見ながら、ラジオを聞いてシャドウイングしていましたが、慣れてきたらテキストをみずにラジオだけ聞いて、口を動かして短い文章から真似してみました。テキストは550円で本屋さんに売っています。

ラジオは

聞き逃し対象期間であれば、いつでも無料で聞けます。


☆BBC Learning English 

イギリスの番組なので、ブリティッシュアクセントですが、アメリカ英語との違いが面白くて、シャドウイングだけではなく、リーディング教材としてもおススメです。

6分間という短い番組で、一つのニュース(あまり堅苦しくない内容)を取り上げていて、時間がないときや、2人での掛け合いの会話文の練習でおススメです。最後にクイズや新しいボキャブラリー解説もついているので、リスニング、リーディングの教材としてもおススメです。

こちらも無料です!

【④効果を実感するとき:

「無理すぎる」が「あ!言えた!」になる瞬間】

最初は「苦しい」です。
これに何の意味があるのか、

果たしてこれで話せるようになるのか、、、


私の場合は、始めて3か月ぐらい経つと、
「これ、よく出てくるな!」というのがなんとなーくわかり始めて

半年くらい経つと、「あ、言えた!!」が増えてきました。

「あ、言えた!!」の感覚としては、

聞いた内容を話そうと頑張るのではなくて、

口が勝手に覚えてて、聞かなくても言えるようになる

英語の文と同時に言えるようになる!

そんな感じです。

(最初はほんの少しですが、それってすごいことなんです!!)

全然わからない、と思いながらもシャドウイングを続けていた経験が、

つもりにつもると、いざ会話をするときに、すらっと出てくる表現になることも。

何気なく「Today, I am going to talk about(PodCastの内容)」と聞いて繰り返していた言葉が、

実際のネイティブ相手の会話や、プレゼンのとき、

「Today, I am going to talk about.... (会話やプレゼンの内容)」と置き換えればいいだけになって、Today, から Talk aboutまでが考えなくてもすらすらいえる口になっている!

こんな風に、単語のボキャブラリーを増やすように、

耳と口を使って、文章の組み立て方やこういう時どんな表現すればいいんだっけ?のストックが溜まっていきます。

根気強く、

続ける、

飽きない、

楽しむ、

「出来た」をちょっとずつ実感する

ちょっとをひたすら積み重ねる。

これが、英語の上達で一番大切なことかな、と思います。

 Every little bit counts.

(塵も積もれば山となる。)

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読んでくださった皆様の心にパワーが溢れますように。

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