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〈詩〉 ふるえる媚薬

帽子の上で大きくまわし
投げられた縄

わたしは自ら飛び込んでしまいました
わたしは捕らえられた雌牛

たぐり寄せられ
あなたの手には
不思議な光を放ち
ゆれる小瓶

熟したザクロのような
においが近づく

あなたは私を腕に抱き
甘くてにがい薬を一滴
舌の上にたらす

奥までひろがる深い味わい
癖になりそうな…

薬は熱をもちながら
喉を流れていきました

クラクラ
クラクラ

大きな音の中で
響くあなたの声
跳ねるわたしの体

媚薬の魔力が
体じゅうの細胞を支配し、ふるわせる

光が消えたあと
逃がしてもらい
フォートワースの小屋までたどり着きました


罠を投げ
捕らえ
媚薬を飲ませ
放つ

罠を投げ
捕らえ
媚薬を飲ませ
放つ

罠を投げ
捕らえ
媚薬を飲ませ
放つ

あなたはそれを
あの広い場所に集まる
ひとりひとりにしているの?

歌いながら
踊りながら

密やかに
ていねいに
お祭りのたびに

愛をこめて


ふるえる媚薬のせいで

わたしは今もあなたに夢中
みんながずっとあなたに夢中



 最近、藤井フミヤさんのライブが、関東や東北で続いていました。私は、ファンの方のライブレポを読んで、ドキドキしたり、感動したりしてました。私が住むところでは、緊急事態宣言の延長を申請することが決まり、来月フミヤさんは来れなくなるのかもしれない…と、同時に絶望が広がっています。
 緊急事態宣言の延長自体は、私は必要なことだと思いますが、新しい曲が増え、進化しているらしいACTIONツアーのライブに、もう二度と行けないかもしれない。そう思うと、フミヤさんへの想いがつのり、生まれてはじめて詩を書くいうところまでいってしまいました。
私は、こじらせた中二になってしまいました…
(中二の皆さんを尊敬していない訳ではけっしてありません!へんな言い方しかできず、すみません。)
 最近ライブレポで読んだフミヤさんの様子と、自分のライブ体験をもとに書いてみました。
「ふるえる媚薬」とは、ライブで聴くフミヤさんの歌です。
 これは詩と言えるのかもよくわかっていませんので、いろいろ許してください。

FFさんへ♡
 冒頭の帽子は、本当は、ふわふわで肉厚のミッキーの耳なんですが、説明が長くなるので、帽子としました…
1行目は、アンコール1曲目のサビの振りについて書いてます。

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