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いつでも心は“一人”

動物園にはキリンを見に行く。大好き。
新婚の頃を思い出す。

近い距離での彼(夫)の転勤でたまたま近くに動物園があった。マリッジブルー以外のブルーな気持ちでいた時にキリンを見た。手渡しで人参や大根を食べさせた。もしゃもしゃ食べる口元、何とも大きな瞳の潤いと睫毛のカールを目の前に 私はキリンが大好きになった。

残念なことに この時産まれたキリンの赤ちゃんが最近亡くなった。だがこの春また赤ちゃんが産まれた。
お母さんキリンが気になった。辛い気持ちとおめでたい気持ちが混ざりながら静かに見た。今私も母である。16年本当に色々な事があった。当然である。しかし、私は変わらない。しいて言えば、物心付いた頃から何も。良くも悪くもいつでも達観しているのだ。その訳はたぶん父の影響だと思う。何でも物事がサーッと進むことは“稀”である。一人でもくもくと一つの事に向き合う魅力。共感できることが多くあることは本当に素敵な“稀”なことだと思う。誰かと一緒にいることも素敵なこと。でも誰にも遠慮しないで自分の好きなことだけに真っ直ぐ向き合えることは 最も幸せなことだと思う。


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写真はお父さんキリンです。






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