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TEAPOND おすすめ

私の本好きは父親ゆずりで、警察もの、刑事ものの大半は父親と共有していた。佐々木譲・堂場瞬一は私が読むようになって父にすすめ、今野敏は父からのすすめで私が読むようになった。

以前父から「何の本を読んでるんだ?」と聞かれ、紅茶と薔薇の日々/森茉莉だと答えたら、森鷗外が好きではない理由を敗戦に絡めて切々と語られた。森茉莉と聞いてとっさに森鷗外の悪口が溢れ出てくる知的反射神経を尊敬しつつ、その知的反射神経が遺伝しなかったことが切なくもあった。

貧乏暮らしの中、紅茶とチョコレートを愛し、コロッケばかり食べ続ける森茉莉自身も、紅茶も、チョコレートも、コロッケも、そして薔薇も、私は大好きだ。

私も貧乏だが紅茶は大好き。
前回のCHAIに引き続き、今度はTEAPONDのおすすめを書いていきたい。

①ミルクティーブレンド
TEAPONDを注文するなら、とにかく騙されたと思ってこれを買ってほしい。
所定の作り方はお湯とミルク半々くらいだが、オールミルクも最高においしい。豆乳でもおいしい。自宅で飲める最高峰のミルクティーが出来上がる。
レンジでチンして作っても、紅茶のとがった味が出ない。
ハチミツ、メープルシロップ、お砂糖(わたしはきび砂糖を使っている)、なんでも合うけど、スティックシュガーを入れて、ちょっと表面が溶けた程度のところで取り出すとちょうどいい甘さになる。
もちろん甘さを加えずにそのままでもおいしい。

②ダージリン キャッスルトン茶園
今まで飲んだダージリンとは一線を画す、どちらかというとフルーツティーに近いダージリンの茶葉。
もともと香りも味も上品なダージリンが、さらに上品さを格上げしてきた、紅茶界の清潔感大賞のような味なので、「ダージリン飲み飽きた」「ダージリンなんてどこも同じでしょ」という方にこそ飲んでいただきたい。ストレートが一番美味しい。

③プリンセスライチ
ふだんライチの飲み物やお菓子に全く興味がない私が、いきなりライチの魅力に開眼した茶葉。水に数分いれておけば最高においしい飲み物になる。冷たく冷やすとなおよし。
甘さを加える必要なし。ライチの香りとほのかな甘さだけで十分おいしい。
今回おすすめする中で、今の時期に一番合っているものは?となったら、がぜんプリンセスライチ。

④オランジェリー
実は一番リピートしているのは、オランジェリー。
カフェインが入っていないので子どもも飲めて、大人が飲んでも上品でおいしい。友人がきて、娘も一緒にお菓子タイムとなるとこれを出してしまう。とにかく全方位対応OKな最強茶葉なのだ。
お砂糖を入れなくてもオレンジの甘い香りで充分なので、子どもの保育園の水筒にも時々入れるが、意外とゴムパッキンにもにおいがつかない(重要!)ので重宝している。
2個パックはちょっとしたママ友へのお礼にも使いやすい。
相手が気負うほどの値段でもなく、おいしいし、子どもも飲めるし、かさばらないし、そこまで好みでなくても2個入だからすぐに飲み終わる。


今回は30分で一気に書いた。
THE瞬発力。
これからもこのくらいのスピード感でいこう。

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