見出し画像

労働って時間を売ること

社会人7年目のメイです。今、事務職の正社員で働いていて思うこと。
「労働の時間があまりにも長すぎる」と。朝は眠くても嫌でも何も考えずに定刻までに会社に行く、そして夕方まで仕事し、帰ってみれば疲れていて何かをする気にもなかなかならないし、家事や自炊をしていると間もなく寝る時間になる。それも次の日の朝が仕事のために早いから、早く寝て休む必要があるということ。
これってすんごい「雇われ先」に自分の時間を捧げてること以外の何物でもないなって本当につくづく思う。

社会人3年目くらいまでは、こんなこと思わなかったなぁ。
朝から夕方まで働いて、それを週5日ぐらい続ける。それが「普通の働き方」だと思ってきたし、それ以外の働き方も特に知らなかったから、ストレスや疲れはあっても、まぁそれが普通だと思っていた。
でも、今ではSNSで自分で工夫をして収入を得たり、好きなことを表現して結果として収入につながっている人がいたり、と仕事の方法は多くなっていて、そういう方法を使って稼いでいる人を見るたびに、「自分の今の労働という形の支配されてる感」がすごく強くなっている。

ある人が言ってたけど、「労働は一番簡単な働き方」だそう。
「何も考えず、人から(会社側から)言われた通りに黙ってやっていればよいだけ」で、別に中学生でもできる。と言われたときは、少し衝撃もあったけど、考えてみればそうだなぁと思う。
会社って「自分がどう思うか」じゃなく「会社がどう思うか」だけだし、人の言うこと聞くっていうのが労働だもんなぁ。

自分の時間が搾取されるのも嫌だし、「収入(お金)のために我慢してる」っていうつまらない生き方もすごく自分は嫌だなと思ってる。
自分で仕事を見つけてこれなかったり、何かの価値を生み出して提供する側の人間になれないと、「仕事を生み出した」側の人間(会社)からの支配をされ続けるパターンになるんだな。これを学生の頃にもっと知っておきたかったなぁ。

自分の時間(ほぼ1日のほとんど=人生のほとんど)を売る、要は売れるものが「時間」しか無いからそうなっている。
時間じゃなくて、人に「価値」を売ることで仕事をしたい。
仕事的にも、その方が収入が上がるはずである。
なぜなら「時間を売るのは一番簡単で、誰でもできること」だから。
何も考えない人間ができる一番楽で分かりやすいやり方だから。
基本、簡単なことに高い価値や値段がつけられることはない。
だから、収入を上げたいのなら、また、時間の拘束が我慢ならないのなら、
多くの人がやっている「時間を売る」働き方ではなくて、それ以外の方法を探す必要がある。

就職して働くっていうのが普通だと思ってたけど、別に普通じゃなくて「多くの人がしている働き方」「目に見えやすい働き方」ってだけで、それが正しいわけでも幸せに一番近いわけでもないと感じる。

今の毎日(=人生になる)が嫌なら、今までとは違う選択をすることでしか変わらなくて、きっとヒントは”今の”自分の中ではなくて”自分の外”にあるかもしれない。例えば理想とする働き方をしている人の考え方や生き方、など。それらに触れていくことで、今の自分とは行動の選択肢を変えられるようにしたい。


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?