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今日、わたしは世界と繋がれなかった

たまにあるんです。

誰にも連絡をしたくない。SNSを開きたくない。っていうか繋がりたくない。そう思ってしまう日が。

「どこにいても連絡が取れる」というのは素晴らしい一方で、誰からの連絡を気にすることもなかったころを懐かしく思ってしまう。とはいえ10歳から携帯を持たされていたので、本当にはるか昔のことだけれど。

以前この記事を読んだときに、「メールとチャットアプリ〔LINEなど〕の着信通知は必ずオフにする」というハックを見て衝撃を受けた。

メールとLINEとSlackとMessengerのアプリを消したら、仕事が回らなくなるんじゃないか。緊急対応ができなくなっちゃうんじゃないか。信用を失っちゃうんじゃないか。

「即レス」が是とされる界隈で、そんなことできるはずがないと思った。

でも現に今、しっかりとメッセージを受け取っているにも関わらず、うまく返事ができない自分がいる。アプリの右上についた赤いバッチを眺めながらも開けないのはなぜなんだろう。

それは、SNSでキラキラとした投稿を見て自分との対比に落ち込むようなSNS疲れとは性質の異なるようなものな気がする。

今日はTwitterも何も呟くことができなくて、送られてくるメッセージに返事をすることもできなくて、いつものようにお風呂にスマホを持ち込むこともせず、ただ翌日を真っ暗にして音楽を流しながら浸かっていた。

誰とも繋がれなかった日だった。でも文章を書くことだけはできたから、こちらから一方的にインターネットの海に流しておくことにする。

そんな日もある。

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