見出し画像

いきなりかかってくる電話が死ぬほど苦手なんだが????

ここ2〜3年ぐらい、電話に出ていない。

その理由は3つある。ひとつめは、心の準備をする余裕がないから。

そもそも人と話すためには心の準備が必要なので、いきなり電話がかかってくると、びっくりしすぎて反射的に電源ボタンを連打してしまう。

連打してから一息ついて、LINEで「えっ、なに!?」と送る。あまりにも電話に出なさすぎて母に怒られたけど、なんか怖くて出られないのである。

これがヤマトや佐川急便なら、「なんかお届けものかな?」と予想して出ることができるのだが、仕事相手とか、友だちの場合は怖くて出られない。

それが仮に誘いの連絡だったとしても、電話先だと断りづらいので、未だに電話を取った試しがない。どうしても電話がしたいなら、「今から◯◯の件で電話してもいい?」と送ってほしい。(めんどくさい女)

ふたつめは、カレンダーを見たりメモを取ったりすることができなくて不便だから。

「○○空いてる?」と言われても、iPhoneで出ているのでわからないし、大事なことを言われても、やはりiPhoneで出ているので取ることができない。

紙のメモなんて持ち歩いていないし、イヤホンもつねに耳につけているわけではないのでハンズフリーにもできないし、外だとスピーカーホンにもできないしでもう無理!!!!!!

さらに、たとえば病院の予約を取るときも、自分の予定を言ってから「確認しますね」となり、時間がかかるのもちょっと嫌だ。

予約システムを導入しているところだと、長〜いクラシカルな待機音を聞かずにサクサク予約が取れるので、基本的に病院もネイルサロンも何もかも「ネット予約ができるかどうか」で決めている。

みっつめは、わたしが圧倒的に視覚優位だからである。

たまにクライアントから「案件の説明をしたいので電話してもいいですか?」と言われるのだが、案件の説明を電話でされたところで、すべて忘れてしまうのでテキストで送ってほしい。

基本的に人の話が聞けないので、普段はメモをとりながら話を聞いているのだが、電話だと咄嗟にメモを取ることができないので、だったら最初からテキストで送ってもらったほうが理解が早いのである。

さらに、テキストならば「言った言わない」が起きない。仮に口頭で「14日の15:00に新宿東口で」と言われたとして、わたしが「15日の14:00に新宿西口で」と勘違いしたとしても、口頭だと何もエビデンスが残らないので真偽がわからなくなってしまう。これではバトルが勃発しかねない。

なので、いつもクライアントには「大変申し訳ないのですが、電話があまり得意ではないので、テキストでいただいてもよろしいでしょうか?」と素直にお願いするようにしている。

ちなみに、微妙に話はズレるかもしれないが、夜にやる無意味な電話は割と好きである。それも、「今からかけていい?」のワンクッションは欲しいけど。別にメモ取らなくていいし、ちゃんと聞かなくていいし、クッソどうでもいい内容の電話は楽しい。

あと、友だちと旅行の計画を立てるときは電話…というよりも、Zoomをする。画面共有しながらホテルを選んだり、ルートを組んだりするほうが早いからだ。

そういえば、いきなり電話がかかってくるのは苦手だけど、あらかじめ決められた打ち合わせ、しかもパソコンでやるものは、全然ストレスがない。そりゃそうか。それは電話じゃなくてテレビ会議だもの。何でもないです。

ところで、シンプルに疑問なのだが、なぜ電話をしたい人は電話がしたいのだろう。

書いて送るのが面倒だからなのか。電話のほうが相手の返信を待たずに話がスムーズに進むからなのか。はたまた電話のほうが熱量を伝えやすいのか。ぜひ教えてほしい。

しかしわたしはやっぱり電話が苦手なので、絶対にテキストで送ってください。ご面倒をおかけいたしますが、よろしくお願いします。ほんまごめんな!!!!!

サポートは牛乳ぷりん貯金しましゅ