せめて、自分が「おもしれー」と思うことを書く
アニメでしょ。漫画でしょ。小説でしょ。映画でしょ。ドラマでしょ。ライブでしょ。YouTubeでしょ。Instagramでしょ。TikTokでしょ。
コンテンツ過多すぎるこの時代に、「誰が書いたんだかよくわからん文章」を読ませるって相当難しいと思う。
わたしだって、目の前に大好きな漫画があったら、記事を読むのそっちのけで飛びつく自信がある。
そのぐらい、人を惹きつけるのは難しい。
そのなかで、インタビューライターであるわたしは、何とか記事を読んでもらうために、さまざまな工夫を凝らしている。
まず、おもしろそうな企画立てとキャッチーなタイトル付け。読み進めやすい構成作り。ストレスにならない余白感とテンポ感。
あと、シンプルに自分が読んで「おもしれー」かどうか。
もちろん、自分が「おもしれー」と思った記事が、客観的に「おもしれー」かどうかはわからないので、双方の視点が必要だが、まずは自分を信じたい。
自分が「おもしれー」と感じない記事を、世に出したところでな。
なので、何度も何度も記事を読み返して、本当に「おもしれー」かを確かめている。
ちなみにこの「おもしれー」というのは、もうちょっといろんな言葉で表現すると、「価値」や「新しい発見」や「メリット」なんかになる。
先日、こんなツイートをした。
手を伸ばしてもらうためには、誰かに何かの価値を与えることが必要。
自分たちが買い物をするときに何を考えているかを思い出してみるとわかりやすいと思う。
とはいえ「人の気持ちなんてわからん!」という人は、まずは自分視点で考えてみてほしい。
いろんなコンテンツがあるからこそ、わたしはせめて、自分がまず「おもしれー」と思う記事が書けたらいいなと思う。
ちなみに、わたしのなかで趣味の「書く」と仕事の「書く」は全然別モノなので、趣味で書くならそんな小難しいこと考えなくていいと思うよ。
価値を決めるのは読み手であって、書いたあなたじゃない。
でもそれが、届ける必要のある「仕事」なら、読まれるために最大限の努力をしたほうがいいよ、というお話でした!
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