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書籍『 #書く習慣』ができるまで

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2021.08.31に発売した処女作『 #書く習慣 』。 お声がけいただいてから、実際に執筆し、みなさまに届けてから届けたあとまでのお話をまとめました。
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#本

「書くこと」を好きになりたい人のための本ができました。

あれは2020年の5月のことでした。 それまで取材にイベントに駆けまわるような日々を過ごしていた駆け出しフリーランスのわたしの生活は、外出自粛によって一変しました。 いつものように「書くべき」仕事の原稿が手元にない。突然ぽっかりと空いたスケジュールを見つめながら、ううむ、この有り余る時間をどうしようかしらと悩みました。 ずーっと家に引きこもったまま過ごす、代わり映えのない毎日。唯一の楽しみは、せいぜい凝った食事を作って食べることか、アニメや漫画などの娯楽に浸ること。

諦める前に、“求められる場所”を探して書いてみる

わたしはライターと並行して声優としての活動(といってもまだまだ駆け出しだけど)をしているが、つねづね声優の勉強におわりはないなぁと思っている。 2年前、メインで通っていた養成所があったが、「このまま同じことをしていても抜きん出ることが難しそうだな」と、別でアフレコの練習ができる学校にも通っていたし、またそこで出た課題を相談したり滑舌を矯正したりするためのスクールにも通っていた。 学生時代にお金をかけられなかったぶん、やれることは全部やろう!とレッスン漬けだったのだ。 そ

【22.02.19更新】#書く習慣 感想記事まとめ

みなさんが書いてくださった、書籍『書く習慣』の感想記事をまとめました。ありがたいことに本当にたくさん書いていただき…!もしも「見落としてるよ〜!」という場合はTwitterのDMから一報いただけると大変喜びます。「買おうか悩んでるよ〜」という人はぜひ参考にしてみてください!

コミュ障はテキストコミュ強になれば人生ラクになる

2年前に「仕事がやめたいと思ったらやること」というテーマで取材をさせていただいたワンキャリアの寺口浩大さんと久しぶりにお会いした。 きっかけは、以前たまたま同じお店にいることがわかって、じゃあ今度はふたりで行きましょうよ、と声をかけていただいたのだ。 わたしは基本的に「自分から誘う」というのをあまりせずに生きてきた。 誰かを誘うことには慣れていないので、「ごめん、仕事なんだ!」と言われるだけでしょんぼりしてしまう。 自分が仕事のときは「ごめん、仕事なんだ!」と言って断

いいねの数にとらわれてしまう人へ

朝からこの記事を読みまして。 そうだよ!ちょっとでもいいねがついたらすごいんだぞ!!という気持ちになったわけなんだけど。 ここで、わたしが生まれて初めて書いたnoteを見てみましょう。どん。 まぁ、そんなもんだと思うよ。 何者でもなく、何かを成し遂げているわけでもなく、文章がものすごいうまいわけでもなく。 そんな人がいきなりnoteを書いてシンデレラのように王子様に見染められるなんてことはないのが世の常です。 でも、そんなときにやってみてほしいことがあるんです。

「読んでおわらない。行動に移せる本」になるように考えたこと

いや、すごくないですか?書籍を発売してから「note始めました!」「Twitter始めました!」と言ってくれる人が毎日のようにいること…! 書籍内でも「読んだだけでおわらせない」という話はしたけれど、ここまで行動に移してくれる人がいて感動しています…。 わたし自身も、「本というのは読んでおわりじゃなくて、行動してこそ身になる」といろんな方の本を読みながら感じていたことでした。 ただ、じゃあそれをどうしたら読者の方にやってもらえるんだろう…というのはすごく悩んでいたところ

真面目に本を執筆していた私が編集さんから言われた衝撃の一言

やっと書籍の目次が決まって、「さぁ、書こう!」となったとき。 「ゆーても書籍なわけで、TSUTAYAさんとか有隣堂さんとかに並ぶわけでしょう。じゃあしっかり書かないとダメでしょう!」 …という先入観があったので、初稿はとっても真面目な文章を書いていた。それこそツッコミどころがないくらい、キッチリしていたはず。 「です」「ます」は徹底しているし、へんちくりんな…「へんちくりん」みたいなふざけた言葉は使わないようにしていた。 帰り道にぶらぶら歩きながら更新できるお手軽no

10年前の自分のへっぽこブログから読み解く「読まれる」コツ

友だちが「10年前の自分が書いた文章と今の自分が書いた文章を比較してみる」というのをやっていたので、面白そうだと思い、10年前のブログを掘り起こしてみた。 これはひどい。 要約すると「部屋を片付けたよ!さて、マイメロは何匹いるでしょう?」という中身もクソもないブログなわけだが、このブログには賞賛ポイントが3つある。 ひとつは、「このしょうもない文章を全世界に公開した勇気」である。 しかもこの記事に限らず、当時のブログを読み返してみると全部この調子で書いている。 基本的

#書く習慣 感想ツイートまとめ

書籍『#書く習慣』のみんなの反応がワンダホーでハッピーなので、それらをまとめたものになります。わたしの活力&みなさまが書籍を購入する際の参考にしていただけたら幸いです。 2021.10.01 皆さまの口コミが書店用コメントパネルになりました!ありがとうございます!