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おかね・こわい

お金とは
長々とお金について書いたが、
興味と欲望は尽きない
それほど、お金は魅力的

そのお金が30年前と比べ、
どお違ってきているかを考え、
どんなお金が、だれに、
そして、お金そのものが、
なんだろうと考えた

わかったことは、
みんなが思っているお金って、

これまでのお金ではなくなっている


特に、この30年間で、
価値が変化し、
同じように見えても、
違ってきている

デリバティブや株価の価値は、
数倍に膨れ上がった
金融商品の多様化や進歩があった
ポケカやNFTなどに莫大な価値を、
見出す人が増えた
仮想通貨など、
新しい価値の概念が生まれた
今世界は、

多重に仮想化された価値であふれている


価値の仮想化は階層化が進んだことで、
単純に増えすぎ「バブル」になっている


この30年で
日本では、給与や物の価値があまり変わっていない
悪く言うと、成長していない
良く言うと、世界のバブルにひきづられていない

日本は、高度成長期から続いた、
未曽有のバブルを経験し、
その崩壊がトラウマとして残った
その影響で、日本のデリバティブなどの市場は、
世界と比べると、
びっくりするほど増えていない

しかし、世界はそうではない
ぱんぱんに膨れ上がった、
多重に仮想化された価値
を抑え込もうとして、
各国中央銀行が利上げたり、
金融当局が調整しようとしている


今後どうなるか?
バブルは弾けるのだろう
今年なのか、10年後なのか
国や金融にたずさわるえらい人たちは、
恐らく、わかっている
人間、そこまでばかじゃない
なんとか、100年前のニューヨークのように、
ならないようにと動いているが、
こればかりはどうしようもない
人類が生み出したお金と、
それ自体が生み出す魅力
魅力をめぐる欲望と恐怖のチキンレースは、
現代において、避けて通れない
人の業なのかもしれない

だからこそ、我々普通の人たちは、
(バブルを経験した人たちも含め)

正しく恐れる

ということが大事である

時代を重ね、コロナも経験した我々は、
慌てることなく、
冷静に対応できるよう

ウィズ・バブル

で、その時を迎えたい



最後に
いやぁ、お金って魅力的ですけど、
なんだか、いろいろ面倒になりそうで、
実のところは、
その名を聞いただけで気持が悪いと
寝込んでしまうんです

なにかあっても決して、
お金をよこさないでください
あー
おかね・こわい


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