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The Fie-Fee 1stミニアルバム制作日誌

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#バンド

【レコ記㊻】クラウドファンディング挑戦の代わりに

 過去の記事でも何度か、「クラウドファンディングでのCD販売」を計画しているとお伝えしてきましたが、その方針を改め、ECサイトでの予約販売という形を取りたいと思います。 今回の記事はそのあたりのいきさつについて、ありのままに書いています。同じくクラウドファンディングの活用を考えているバンドマンがいれば、何か参考になるかもしれません。(やり方とタイミングさえ工夫すれば、すごく可能性のある方法だと考えています。) クラウドファンディングで販売しようとした理由・CAMPFIRE

【レコ記㊺】Illustrator名物?

歌詞カード制作3日目 引き続き、歌詞カードの制作を行っております。とりあえず、文字を全て並べてみました。(スクリーンショットの切り抜きなので、画質が粗くすみません。) まだフォントは仮で、背景も無地ですが、けっこう文字だけで埋まることが分かりました。一応、歌詞カードで読みやすい文字の大きさということで6ポイント以上を確保するとこんな感じになりそうです。 地元の他のバンドのCDを見てみるとこんなに文字多くないのになぜ?と思いましたが、コーラスの英語がかさばるのと、繰り返しを

【レコ記㊹】新曲のストックはできている

歌詞カード制作2日目 昨日に引き続き、歌詞カードデザインを進めておりました。実際は「Illustrator」の操作に慣れることから始めているので、まだまだ中身を見せられる状態にはなっていません。 ジャケット画像を張り付けた後、それを台無しにする背景コンテストをやって遊んだりしていました。 ↓の「うずまき」が個人的にツボでしたが、 ↓の「ジャガー」がインパクトで勝り、優勝です。 もちろん冗談です。真面目に作ります。 あまり進捗がないのには理由がありまして、別件の、緊急

【レコ記㊸】歌詞カードのデザインを始める

 この制作日誌の記事にはタイトルに必ず【レコ記○】を付けていますが、レコーディング自体はとっくに終わっているので違和感を感じてきました。とはいえ、今さら変えるのも変なのでこのままいきます(笑) 本日は、製品版CDの生産に向けて、歌詞カードのデザインを行っていました。しかし、謎の頭痛(原因は恐らく寝すぎ)に悩まされ活動を開始したのが21時になってしまい、デザイン本編には至っておらず、CDプレス業者の選定、入稿規定の確認、デザインソフトのインストールに終始してしまいました。

【レコ記㊷】レコーディング本番5日目(笑)

 今日は、6/20のライブに向けてのリハーサルをやっておりました。先日撮影したライブ動画(Theater Waffleにて配信中!)をじっくり見て、あぶり出した反省点を中心に練習を重ねております。 レコーディングを経て、「正解」の演奏を理解したことで自分のミスにも繊細になってきたなというところです。 練習後、あるモノを収録しておりました。↓ 製品版のCDを購入された方の、ちょっとしたお楽しみ要素になれば良いなと思っております。配信版より、CDの方がどうしても値段が高くな

【レコ記㉛】アルバムタイトルを考える(読者参加型企画①)

 今日から後半戦、レコーディングは終わっています。ジャケットデザインも完成しました。しかしながら、このアルバムのタイトルが決まっていません。この一ヵ月間、ずっと考えてはいるものの、「これだ!」という決まり手がないまま現在に至ります。 各楽曲のタイトルには、痛い奴と思われても仕方がないほどの意味を込めておきましたので(レコ記⑳~㉖参照)、アルバムのタイトルくらいは「インパクト」や「覚えやすさ」を重視すべきだと分かってはいるのですが、考えれば考える程、何か深い意味を持たせようと

【レコ記㉚】総集編(①~㉙)

 今回で連載30回目(丸一か月)となります。ここまでくると、最近興味を持っていただいた方に「1から読み返してください」とはとても言えません。ということで、本日の記事は、"これまでのこと"と"これからのこと"をまとめた総集編にしたいと思います。 1.どういう企画なのか・福岡県北九州市で活動している「The Fie-Fee」(ザ フィーフィー)という新人ロックバンドが、初めてのアルバムCD制作に挑戦しており、その制作開始から発売までの様子を日誌として毎日お送りしています。 ・

【レコ記㉙】幸運のフィーフィー

我々The Fie-Feeは、非常に運の良いバンドです。   本日5/30は、ライブ動画の撮影をやっておりました。それも、個人の携帯のカメラ1台で録るような簡易なものではなく、動画はプロのカメラ4台で撮影、音声は各楽器にマイクを立てて収音という立派なものです。 ぽっと出の新人バンドがどうしてこんな撮影ができたかというと、株式会社Wafel様の新しい動画配信サービス、「THEATER WAFFLE.」の1コンテンツという形で撮影いただいたからです。普段はイベントの企画や撮影

【レコ記㉘】ジャケットデザイン完成!

 北九州市にコロナウイルスの第二波が来ていますね。市内の感染者数を見ると、3,4月を上回るペースです。緊急事態宣言解除で一歩前進した気になっていましたが、まだまだ長期戦となることを思い直しました。 音楽活動においても、オンラインでの発信に重きを置かざる得ない状況が続きそうです。我々The Fie-Feeも、先日の記事で宣言した7つの作戦に沿って日々格闘しております。(詳しくはこちら↓) その中の、作戦②「ビジュアルデザイン」で大きな進展がありましたので、今回はその報告をさ

【レコ記㉗】配信時代のライブMC

 The Fie-Feeの1stアルバム制作日誌(レコ記)の全体ビューが、今朝1,000回を突破しました! 本当にありがとうございます。これが早いのか遅いのか比較対象がないので分かりませんが、無名のバンドマンの長文が1,000回読まれたと考えると本当にありがたいことです。 1.本日の制作状況 本日5/28(もう昨日)は、バンド練習でスタジオに入っていました。(写真も動画も撮れず...)しばらくレコーディングばかりだったので、3人で同時に演奏するのは結構久しぶりでした。もうす

【レコ記㉖】青春の青

 収録曲紹介シリーズ最後は、「夜明けのティーンエイジャー」編。アルバムを締めくくる一曲を紹介します。 1.収録曲紹介⑥ 夜明けのティーンエイジャー ○○ティーンエイジャー、ティーンエイジャー○○っていうタイトルの曲、ここ数年日本でもよく見かけるようになりました。今タイトルを付けるなら、ひねくれ者の私はもっと全然違うタイトルを付ける気がします。 当時は「あるコンセプト」を持ってこのタイトルを付けた記憶があります。それは、「ティーンエイジャー」という言葉を使わずにいかに十代ら

【レコ記㉕】もう一つのモータウンビート

 収録曲紹介5曲目は「3番のバス」編。この曲については、過去の記事(↓)で少し触れていますので、今回はそこで書いたこと以外の部分を掘り下げたいと思います。 1.収録曲紹介⑤ 3番のバス  この曲を作ったのは17歳のとき(高3)でしたが、こんな曲を作りたいというモデルが2曲ありました。どちらもマーシーこと真島昌利(当時ブルーハーツ)のソロ作品で、「オーロラの夜」と「空席」という曲です。 ・オーロラの夜/真島昌利 ・空席/真島昌利 この2曲はマーシーの作品でも特に好きな2

【レコ記㉔】現実はとても厳しい

 今回からまた、収録曲紹介の続きです。4曲目は「The Reality Is So Hard」編。ずばり、「現実はとても厳しい」ですね。タイトルが長いので頭文字をとってTRISH(トリッシュ)と呼んでいます。 1.収録曲紹介④ The Reality Is So Hard  冒頭の「井の中で跳ねるより前に 大海を知りすぎた蛙」は、10代の終わり頃の私自分を一言で表したものです。高校生バンド大会で優勝した後、そのまま「井の中の蛙」として調子に乗れば良かったのに、一線級のすごい

【レコ記㉓】レコーディング本番4日目

 レコーディング本番4日目(最終日)は、残りのボーカル2曲とアコギ2曲録り!夢のような時間が終わってしまいました。このアルバムが良いものになる確信と共に、最終日の模様をお届けします。 1.本日の制作状況 当初目標通り、残っていたボーカル2曲の録音が完了しました。自分で作った曲ながら、歌うのが難しいと感じている「The Reality Is So Hard」と「Minority Report」の2曲です。案の定苦戦しながらですが、何度も歌い直し、ベストテイクを重ねることができ