見出し画像

みりいさん 20230522 イェイイェイ

私自身がレッスンの時間は子どもファーストの時間としているので
私がいくらやる気を出したところで意味がありません。
もちろん、子どもの気持ちや状態は常に波があるので
それに振り回されるのではなく、
私は基本的に凪のようにいることでその波が収まってきます。
今こんな風に言えていますが、それこそ教育の業界に入り始めたころは
振り回されすぎて被害者意識になることも多かったです。

そこで、毎回レッスン初めの子どもの表情や振る舞いが
一番気になるところです。
「いやだー」のことば一つとっても、
表情が暗く苦い表情なのか、にこにこ大きな声で言っているのかで
対応が違います。
そして、リアルでのレッスンで後者の感じであれば
私はあえて学校のプリントを机に広げます。
見るのがいやだったら逃げて回避する子なので、大丈夫だろうという判断。

プリントを分類整理しながら、おしゃべりしていると
ふと彼の口から、「イェイイェイイェイ~」と
脈絡もなくメロディが(笑)
ずいぶんご機嫌だね~というとなんだかうれしそうに笑ってる。
思いつきで三角定規を使っての学習開始。
テキストにある三角定規の絵の通りに、
本物の三角定規を置いて考えてみる。
書くのが嫌いな子には実物を使って手を動かすことをよくやります。
手を動かすことが呼び水となって、
鉛筆を持って字を書いてくれるのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?