部活【居場所だった場所】
ごあいさつからのそのまま本題に移ります
今日も数あるnoteの中から、私のnoteを読んでくださりありがとうございます。
4月から『響け!ユーフォニアム』の3期を見ているのですが、高校生活のリアルさや部活のモヤモヤした空気に毎度ドキドキしています…
(すごく良い作品っていうことです!!)
久美子ちゃんの部長としての奔走ぶりが、ずっとユーフォを見てきた人間としては感慨深いし、自分にはこんな大変な立場できないな、すごいなといつも見ていて思います。
私も高校3年間、ある部活に所属していました。
いろいろと説明するのがややこしいので、何部に入っていたかはここでは割愛します。
その部活は、私が高校入学のタイミングで新設された部活でした。
中学では部活に所属しておらず、何か新しいことを始めたいと思い、その新しい部活に入部しました。
コロナの勢いが冷めやらぬ中での始動だったため、不便なことも多かった初年度でしたが、それなりに充実していたと思います。
新しく知り合った部員たちと和気あいあい活動できたその空間が、私にとっての新たな居場所になっていました。
でも現状ってすぐに変わるものですよね。
2年目になって、状況が様変わりしました。
きっかけは部員が倍以上に増えたことです。
全く実績がない無名の部活にどうしてそれほどの人数が集まったのか、私にはよくわかりませんでした。
今はなんとなく腑に落ちます。
無名だからよかったのかなと。
文化部だし、大会に出るほどの強豪な部活ではないから、とりあえず身を置いておけば安寧が保てる。
人でごった返す部室を埋め尽くすのは、目に見えてはっきり陽キャだとわかる女の子ばかりでした。
(あまり陽キャ陰キャという表現は使いたくないのですが、他に見合う言葉を探すことで無意識に彼女たちに時間を費やすことが嫌なので陽キャと書いておきます)
空きスペースに置いてあるのは部活の備品ではなく、彼女たちのヘアアイロンやリップグロスでした。
部員が増えた反面、放課後を遊びや彼氏に優先する後輩が増えたため、穴が大きくなりました。
私が居場所と呼んでいた場所は、気がついたときにはもう変わり果てていました。
それまで人数が少なかったからこそ向き合えた同期たちとの関係も、いつのまにか水で薄めた程度の付き合いになっていました。
部室の居心地の悪さが増す一方で、コロナの勢いは下火になっていったため、活動内容は充実していきました。
知名度も上がり、部の存在を認知してくれる人が増えたため、活動依頼が増えました。
私も大きな役割をいただき、それによって達成感を味わいました。
でも居心地は悪かった。
私は矛盾していました。
そんなに嫌ならやめればいいのではないか。
状況を改善する努力をすればよかったのではないか。
そうできれば一番よかったのだろうけど、それを実行できるほとの人望と覚悟が私にはありませんでした。
私はどうすればよかったのだろう。
多分、もし今当時をやり直せたとしても、自分の思い描く方向には向いていかないでしょう。
私はどうしたかったんだろう。
結局は自分のわがままだったんじゃないか。
わがままの中で勝手に苦しんでいただけなんじゃないかって。
周りを変えるんじゃなくて、自分の考えや縛りから解放すれば勝手に解決できていたことだったのかもしれないと、書いていて急に思いました。
そうすれば、結局3年間所属し続けた部活も、やりがいがあるって心から思える居場所であり続けることができたのではないか。
でも、わからなくて苦しむから高校生なんでしょうね。
部活だけじゃない。
散々いろんなことで中学から高校にかけて悩んで悩んで辛かった。
だから今がある。
振り返れば過去に明るいものなんてほとんどないけど、
そのぶん少しは明るい今を過ごすことができている。
それが全てだから、今日はこの話題に触れようと思えました。
最後まで読んでくださった方はとても辛抱強い人だと思います。
(noteの文字数で読んでもらえやすい投稿は1000字前後だそうですが、今1671字ですよ)
こんな私の自分語りに付き合ってくださりありがとうございます。
今日はこのくらいにしておきます。
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