人はどのようなことであれできるだけただしい判断をしたいという動機をもっている。

今朝のニュースを見ていたら、
「なぜ、ひとは大雪など危険が待ち伏せてしまう状況でも外に出たり車ででかけてしまうことがあるのか。」について防災心理学の面からの解説を放送していました。

そこには3つのバイアス(心理的な癖)が関係しているそうです。
①正常バイアス
②楽観主義バイアス
③同調性バイアス


この中で③同調性バイアスについて考えてみたいと思います
同調性:周囲の人に合わせてしまうこころの動き・集団の中にいるとついつい周りの人たちと同じ行動をとってしまう心の動きのこと。
他の人もやっているから、自分も一緒にやってしまわないと不安だ、自分も大丈夫だろうと思ってしまう


このバイアス 私も持っています。
自分の考えが基準じゃなくて、周りをみて判断して、
みんなやっているから
流行っているから
と自分の行動を正当化して安心してしまうんです。

人はどのようなことであれできるだけ正しい判断をしたいという動機を持っていますが、
自分自身では
正しい判断をするための情報を十分に持ち合わせていない場合、他者の行動や判断は有用な情報と考えられるため、、同調が促されていきます。
これを情報的影響というそうです。


だれもが簡単に情報発信できる今
自分にとって必要な情報を正しく得ていくのはとても大変なことですね。

正しさや速さばかりを追求してすべてを判断していくと心には余白がなくなりぎすぎすした気分になってしまいます。

命に危険が迫っている場合は迅速な正しい情報や行動が必要ですが
日常では もう少し情報をシャットアウトして、自分の心の中の情報を
キャッチして健やかに過ごしていきたいものです。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?