空間を味わったその先に
こんにちは。みくてぃです。
即興で長い物語を作る、セカンドサークル(セカサー)の今月の定期公演が近づいてきたので、そのお話です。
今回、2年半以上セカサーに関わってきたなかで
過去イチ見ていただきたい公演です。
〇テーマ
毎月テーマを決めてするセカンドサークルの公演
今回のテーマは「Theater Space」
普段よりも劇場という非日常空間を活かして物語を作ろうという趣向です。
一昨日稽古をしてみて、「照明からインスパイアされて作る物語」はやろうという方向になりました。
そうです、先月の遊ぶ二人(感想note)でやった試みの1つです!
特に設定は決めず、まず何かしらの照明をつけて
そこからイメージを膨らませて
自分は何者、ここはどこか、などを決めていきます。
前回は3人でやれるところまでやってみよう、でしたが
今回は60分を目指します。
〇余白がすごい(※語彙力)
先月の公演前に、セカサーライブの楽しみ方と題してこんなnoteを書きました。その中の1つが、台本がない中で常に選択をし続け、積み重ねられていく一瞬一瞬に注目してほしいというものでした。
一昨日稽古をしてみて、今回の公演は
照明から始まることによって生じる大きい余白込みでお客さんにも楽しんでもらいたいと思いました。完成された物語だけを期待して来られると、ちょっと違うなとなってしまうかもしれません。
当たり前だけど、1つの照明からなにをインスパイアするかは人によって違います。でも、その考えていることが違う人たちが1つのシーンを作るのです。
・・・文字で書くとこれだけだけど、これすごくないですか?
稽古で誰かが言っていたけど、2人人がいたとしたら、片方の世界にもう一1人が入るか、2人の世界が混ざりあうか、になるわけですが
その瞬間がとても興味深いのです。というかスペシャル。前も書いたけどマジ奇跡。
そしてそのために、まずは明かりがついたらその空間を味わうところから始めます。そのプレイヤーさんたちが味わっている時間がたくさんの可能性に満ちていて尊いのです。ここから何が生まれるのかな~ワクワク、となります。
だから、片方の世界にもう1人が入ることになっても、そこまでの時間は何一つ無駄じゃないよなー、と私は思ってます。
そういう視点で楽しんでもらえると、うれしいです。
〇今までやれなかったことを
劇場空間の特徴、と考えたときに
とりわけ照明と音響ってめっちゃ非日常じゃないですか。
日常に部屋の電気や物の音はあるけれども、劇的な明かりに変化したり急に音楽が流れるわけはない。
私がセカサーで即興照明をやるとき、今まではプレイヤーさんが何かを感じて芝居をする→それに添えるように照明を変えたり変えなかったりするのが基本でした。
だから、物語の序盤では基本的にプレーンな明かりしか出さない。場所や時間が決まっていたらそれに従うくらい。
最初からちょっと特徴のある照明をつけてみたい気持ちはあったけど、それはプレイヤーさんびっくりするかなとか色々検閲してやれなかったのです。
でもそんなものは一昨日の稽古で取っ払えました。
稽古でやってみて、「こういう感じなんだね」「こういう可能性があるよね」ということをシェアできたから。
というわけで、私も進化した姿をお見せできそうです。
(なんかこう文字で書くとなんかモンスターみたいだ!?←)
〇公演の詳細
・18:00~と19:40~の二部制です。都合がつかない方は片方だけ視聴、もう片方はアーカイブで、ということも可能です。(同じテーマで2つ全く違う物語ができます)
・ツイキャスプレミアを使って配信します。ツイッターかフェイスブックのアカウントがある方はそれを使ってログインができます。
・チケットはこちら↓で購入できます。
https://twitcasting.tv/c:secondcircle/shopcart/61806
料金は一般2000円、学生1200円になっています。
まずはページを覗くだけでもぜひ・・・!
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昨日興奮のままに深夜にnoteを更新しましたが
どんなものでもプレイヤーさんたちが明かりに影響受けてくれているだけでうれしい。
これがインプロだよなーーーーー!!!
という気持ちです。
というかんじで、いつも以上にはりきって、かついつもどおり自然体でやりますので、ぜひご覧ください!!!!!!
今日はこのへんで。
ではまた!
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