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「手紙屋」喜多川泰

 「就職先が制限された将来への入り口ではない」だからどこへ行っても自分のやりたいことはできる。就職はゴールではなくスタートである。
 私は小学校から中学校、高校、大学に進学する度にどんどん自分の道を狭めていき、就職はその狭めた道の先に見えるものだと考えていた。だから就職のその先に道の選択肢はないと考えていた。だからこの言葉を読んで驚いた。就職してから自分の考えを実行し、夢を叶えることができる。もし本当に合わなかったら転職することもできる。就職は夢を叶えるための手段であってゴールではない。だから、
 「 職場は性格で選ぶ。どうやって多くの人から必要とされようとしているのか」
 会社は人と同じである。どんな職種であっても目標に共感でき、この人と一緒に頑張りたいと思えるような会社を選ぶべき。向いてると思う職業なんて幻想であり、実際にやってみないと向き不向きはわからない。
 「向いてなくてもいいから、その会社の活動が自分をワクワクさせる。そんな会社を選ぶ」
 私も就職活動の際にはこれを基準に会社を選びたいと思う。
 「失敗した人は才能を理由に挙げる。成功した人は情熱を理由に挙げる。」
 私の周りでも、失敗した人は自分には向いていなかった、才能がなかったんだと言っている人はいるし私もそうだった。でも、よく考えてみると私はその失敗したことに情熱を持てていなかったのかもしれない。どうして1番にならないのに続けているんだろうと私が不思議に思う人がいる。この人は私が失敗して辞めたことをずっと続けている。私はその人はそのことに周りの人より才能はないと思っているし、私よりも向いていないとも感じる時がある。しかし、その人は明らかに私よりも情熱を持って続けている。まだ成功と言えることは成し遂げていないが、もし成功しなかったとしても、この人にとっては”情熱を持って続けたこと”という経験自体が成功なのかもしれない。諦めずに続けたことは何物にも変えられない財産になるだろう。
 私は今学生であり、情熱を持てることを探すチャンスはたくさんある。様々なことにチャレンジし、自分の情熱を持てることを見つけてそれをかけがえのない経験としたいと思う。

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