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【筋肥大する仕組み】

今までの一般的な考えでは、筋トレをして筋肉を傷めつけることで成長ホルモンが分泌、そして筋肥大が起こるというのが一般的でした。

しかし、現在では筋肥大のためには、はタンパク質の合成を促進させ、分解を抑制することが重要だと言われています。

激しく筋トレすれば成長ホルモンも分泌され筋肥大が起こりますが、成長ホルモンが筋肥大を起こすわけではないということです。

さらに詳しく説明すると、筋肥大は大きく分けて2つのメカニズムによって起こります。

🔲タンパク質代謝系

筋トレを行いタンパク質代謝系を活性化させると合成が分解を上回ります。

その状態で肉類・魚介類・牛乳・乳製品・大豆食品などからタンパク質を摂取すると筋肉は厚く太くなります。

※筋肉は常に分解と合成を繰り返して新陳代謝を続けています。
通常、分解と合成は、比例しているため見た目は変わりませんが、運動不足・加齢・ゲガなどの原因によって分解が合成を上回り筋肉は細く衰えていきます。

🔲筋繊維再生系
筋肉は細長い筋繊維細胞を束ねたような状態です。

筋トレを行うことで筋繊維1本1本が少しずつ太くなり、筋肉全体が大きくなっていきます。

筋繊維は大きく分けると速筋繊維と遅筋繊維の2つあります。速筋繊維は瞬発的に大きな力を出すのが得意で、筋トレを行うと主にこの速筋繊維が発達します。

一方、遅筋繊維は持久的に小さな力を出し続けるのが得意な細胞です。

この筋繊維再生系も主に速筋エリアで活性化されるため、速筋繊維を必要とする動作(高重量のトレーニング)を行うことで活性化されます。難しい説明は割愛しましたが、この2つのメカニズムによってIGF-1に関係し筋肥大に導いてくれます。

※IGF-1
IGF-1は成長を促すアミノ酸の並びであり、筋トレなどの機械的刺激で筋繊維自らが分泌します。このIGF-1が分泌されることで、タンパク質代謝系と筋繊維再生系を活性化させます。筋トレをした部位のみ筋肥大が起こるのはこのIGF-1のおかげです。

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