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”10の姿”その4 「道徳性・規範意識の芽生え」

幼稚園教育要領原文
友達と様々な体験を重ねる中で、してよいことや悪いことが分かり、自分の行動を振り返ったり、友達の気持ちに共感したりし、相手の立場に立って行動するようになる。また、きまりを守る必要性が分かり、自分の気持ちを調整し、友達と折り合いを付けながら、きまりを作ったり、守ったりするようになる。

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幼稚園の中で、お友達との様々な体験の中で、時にお友達との“ぶつかり合い”があります。私は、人としての「育ち」の中で、この正常な“ぶつかり合い”はとても大切だと思います。

自分以外の“人としてのお友達”を意識し、自己主張のぶつかり合いによる葛藤を通して、楽しく過ごすために互いに理解し合う体験を重ねていきます。

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5歳児後半位になると、いざこざや、うまくいかないことを乗り越える体験を重ねる中で、お友達や周囲の人の気持ちに触れて、共感したり、相手の視点に立って自分の行動を振り返ったり、自分の気持ちを調整しながら、人間関係を深めていけるようになると言われています。

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この幼児期に芽生えた経験が、子供達の心の育ちの土台になります。

相手の気持ちを分かろうとしたり、遊びや生活をよりよくしていこうという子どもたちの姿を教師はしっかり見取って、認め、褒め、励まし、時に共に考えていく姿勢を持ち、支援していかなければなりませんね🤗