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幼稚園教育要領📖

日本の義務教育の優れたことの一つに、全国同一教育水準維持があげられます。

小学校・中学校の義務教育においては、日本全国津々浦々🗾、(多少の地域の特色はあっても)同じ中身・内容そして水準を維持した教育が施されています。

横須賀市の学校で教えて、◯◯市では教えない、と言うことは基本的にありません。

この“同一水準維持”の要が、「学習指導要領」と言われる、国が定めた各学校で行う教育の基準が示されたバイブルです。

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各教科をはじめ、学校で行う教育活動の全てについて、目標や内容、指導計画などが具体的に示されています。

「学習指導要領」の定めるところに従って、各学校で教育課程が編成され、日々の教育活動が行われています。

「学習指導要領」は、約10年ごとに社会状況や教育環境の動向を踏まえて見直しがなされます。見直し前の4~5年をかけて、改訂作業が行われます。

一昨日、「society5.0」のお話しをしました。

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実は、今年度より小学校では、改訂された新たな「学習指導要領」での教育が実施されています。(小学校教育に英語やプログラミングの授業が盛り込まれ話題になりましたね)

今回の改訂で、社会状況・次世代への見通しなどの観点で議論された一つが、「society5.0」のキーワードです。

超スマート社会で生きる子どもたちに、学校教育の中で「つけたい力」とは何か⁉️次世代を、どういう人間の力を持って生き抜くのか⁉️

その様な文脈の中で新たな「学習指導要領」が改訂されました。

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この「学習指導要領」、小学校・中学校・高等学校と整備されていますが、幼稚園には、「幼稚園教育要領」が定められています。

小学校入学前までに「育てたい子どもたちの姿」が盛り込まれ、幼稚園教育の担う役割・内容などが明記されています。

「society5.0」の時代を生きる園児たちに、どんな力を育んでいくのか⁉️「幼稚園教育要領」は、なかなか興味深い視点を示しています🤔

追々、このブログでご紹介していきましょう‼️

尚、みくに幼稚園では、先日の研修会でこの「幼稚園教育要領」を全教員で確認しました。

🔅「学習指導要領」「幼稚園教育要領」は文科省のHPで見ることができます。