見出し画像

"10の姿” その6「思考力の芽生え」

幼稚園教育要領
身近な事象に関わる中で、物の性質や仕組みなどを感じ取ったり、気付いたりし、考えたり、予想したり、工夫したりするなど、多様な関わりを楽しむようになる。また、友達の様々な考えに触れる中で、自分と異なる考えがあることに気づき、自ら判断したり、考え直したりするなど、新しい考えを生み出す喜びを味わいながら、自分の考えをより良いものにするようになる。

日本の教育で興味深いのが、いわゆる「学力」の定義を法律で定めていること。学校教育法第30条に考え方の基となる条文が書かれています。

スクリーンショット 2020-07-15 8.50.45

学校教育に求められる育みたい学力」は、要約すると

①基礎的な知識・技能の習得
②習得した知識・技能を活用して課題解決するため思考力・判断力・表現力③主体的に学習に取り組む態度(学習意欲)

特に近年の学校教育では、「思考力・判断力・表現力」の育成に重きを置くようになりました。

幼稚園教育では、今後の小学校以降の教育につながる「思考力の芽生え」が謳われています。

スクリーンショット 2020-07-15 8.52.03

子どもたちの好奇心や探究心を引き出すことができる教育課程・教育環境を整え、子どもたちなりの”考え”や”思い”を作り出せるように支援したいと思います。

それは、小学校生活で出会う新しい環境や教科等の学習に興味をもって主体的に関わることにつながります。