不思議な滝への旅・プロローグ〜水と龍の旅九州編「うのこの滝」①
「滝があるはず。その滝へ行ってください。」
れもんちゃんが私の目を見てこう言った。れもんちゃんとはさっき会ったばっかりだ。
・不思議なれもんちゃんとアカシックレコードとやら
あるイベントで、「アカシックレコード」とやらを見てくれるということで、私は彼女の前に座っていた。
「分厚い本を持った人ですね。」最初にそんな風に言われた。私の過去世から全て書いてある場所にアクセスして見てくれているそう。その場所が「アカシックレコード」というそうだ。
9年も前のことだ。当時少しカラーセラピーを習い始めていた私だったが、そういう宇宙的な不思議な人に会うのは初めてだった。
「分厚い本の人」から未来も見えるそうで、そんな話もしてくれたが、
「どこか旅行に行きますか?」と聞かれた。「これから九州に行く予定。なんでわかったの?」
鉄道で大分から熊本へ九州横断すること、幣立神宮に行くことを話した。幣立神宮は周りの人たちの話題になっていて、一度行ってみたいと思っているという話をしたところ、
「そこのそばに、滝はありますか?」とのこと。
「さて?なんか神社の裏の方に水が2箇所から出ているところがあり、その味が違うそうなんだよね。」と答えると、
「う〜ん、滝があるはず。その滝に行ってください。小さいけど滝なんですよね。」何か見えているらしい。
「だけど、もうすぐだし、コースや宿も決まっているから、変更できないと思うよ。」
「そうですか…」
それから、れもんちゃんは、宇宙語でのメッセージというのを言ってくれた。
もちろん意味はわからないのだけど、なんとなく何かが変わった気がした。
・れもんちゃんの見た滝
翌日、れもんちゃんからメールが来た。
「どうしてもあの景色が気になり、調べてみました。このどちらかの滝だと思います。」
「その滝は、滝の裏まで行けるので、そこまで行ってください。」
写真もあった。「鍋割りの滝」
ここは裏まで行けるので有名な観光名所。
もう一つは「うのこの滝」
初めて聴いた名前だが、写真を見て、
「絶対こっちだ!」と思った。
写真からは、裏へ行けるかわからないけど、なぜか確信が持てるのだった。
「れもんちゃんへ。『うのこの滝』だと思うけど、ここまでは今回行けないです。」
とお返事した。幣立神宮もギリギリの旅程なのだ。気になるけど、滝は次回だな。いつ行けるかだけど…
・台風が来る!
ところが、なんと予定が近づいたら、大型台風が直撃しそうな予報が出てしまった。
そういえば9月は台風の可能性もあるものの、完全に旅程と台風が被ってしまうとは!
ということで、残念だがキャンセルすることに。由布院で泊まる予定だった所の対応がとてもひどかった。ここは泊まらないで本当に良かったと思うほど。
娘は学校の予定があり、次は11月の後半にしましょうということになった。
なんと全部チャラになったおかげで、「滝」へ行く行程で組めることになった。おまけにその頃発見した「ここに泊まってみたい。」というペンションにも泊まれる。
台風はその後、見事に逸れて行った…
由布院金鱗湖へ続きます→
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