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お墓の存在意義を通じた多様な在り方で感謝を忘れないこと

形がいびつや、色が悪い、規格外野菜を
有効利用して、フードロスを解決したり、
子供が安全に使えたり、農家の収入を
安定させるなどSDGsの実現に貢献して
いるお話を聞いたことがあります。

お墓には、野菜とはまた違った
存在意義があると私は思っています。

それは、ご先祖や故人を想い続け、
いつまでもつながることができる場所
として重要な意味があるのがお墓だと
思っています。

私たちがいまあるのは両親のおかげで、
その両親も祖父母たちが
いたからこその存在です。

さらにはもっと多くのご先祖様が
いるわけですが、その多くの命がつながって
きた大きな歴史のうえに私たちが
生きていることを考えると感慨深いですよね。

次から次へ命をつないでくれたご先祖様に
感謝し、またつながっていることに
気づくことができる場所こそがお墓
といえるのではないでしょうか。
そして今いる家族とつながることができる
ということも忘れてはいけません。

お墓は、ご先祖様に感謝し供養するため
のものでもあるのですが、その背景にある
多くの命のつながりを認識する場所
でもあります。

自分が存在していることも、そして成長
することで新しい家族を築くことが
できるのも、多くの命が連鎖している
ことのおかげでもありますね。
心の拠りどころとしての意味合いも
持っています。

近況報告をしたり、抱える悩みを相談したり、目的をもってお墓を訪れる方も
いることでしょう。

様々なことがある日常のなかにでも、
ときにはお墓参りで手を合わせ、
いろんな想いを巡らせながら自分を
振り返る。
そのようなひとときを与えてくれるのが、
お墓という存在もあると思っています。

とはいえ、高齢化が問題となり、
年々進行しています。
お墓の継承者がいなくなることによって
墓じまいを考える人も少なくないのが
現状です。

また、墓じまいを考えるのは配偶者
や子供がいない方だけではありません。
お墓を継ぐ子供はいるけれど、こどもや周りに負担を掛けたくないと考えたり、
子供が都会に住んでいて気軽には帰省
できなかったり、それぞれ様々な事情や
思いから、選択肢に入れる方がいらっしゃると思います。

「あなたのご家庭にとっての在り方とは
どんなことでしょうか?」

色々な選択肢に善し悪しはありませんが、
大事なことは感謝の想いを忘れては
ならないこと。

そんな時に先日に、SDGsをテーマにした
番組に墓石の再利用の情報が発信されて
いました。

様々なもの例えば魂をお祓いして、
砂利などに使われていく中で、ただ物
としてだけ考えるだけで、本当にいい
のでしょうか。と考えさせられました。

ご家族が本当に望む幸せとは?
感謝と供養の継続は、ご家族の絆と
豊かな幸せを育みますね。

ここで、何が言いたいかというと、
そもそもそれがいけないわけではなく、
時代の変化、また単に変わってるからという
ことに捉われずに、心の在り方を大切に。
その上で、どうありたいかを考えることが
自分たちの人生や、受け継いできた
ご先祖様の想いにつながるのでは
ないでしょうか。

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